この胸を、愛を射よ

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この胸を、愛を射よ
ポルノグラフィティシングル
初出アルバム『∠TRIGGER
B面 ダイヤモンド
リリース
ジャンル J-POP、ロック
時間
レーベル SME Records
作詞・作曲 新藤晴一
プロデュース 田村充義本間昭光
チャート最高順位
オリコン
  • 週間2位
  • 2009年9月度月間8位
  • 2009年度年間90位
ポルノグラフィティ シングル 年表
今宵、月が見えずとも
2008年
この胸を、愛を射よ
(2009年)
アニマロッサ
(2009年)
ミュージックビデオ
「この胸を、愛を射よ」 - YouTube
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この胸を、愛を射よ」(このむねを、あいをいよ)は、ポルノグラフィティの楽曲。2009年9月9日SME Recordsより28作目のシングルとしてリリースされた。

概要

前作『今宵、月が見えずとも』から約10か月ぶりのリリース[1]

リリース日の200999日はメジャーデビュー10周年(2009年9月8日)の翌日であり、「999はポルノの日!」として品番はSECL-999、価格は999円(税込)となっている。また、同日には8年ぶりのビデオクリップ集となる『COMPLETE CLIPS 1999-2008』もリリースされた[2]

初回特典として10周年ロゴステッカー、11月28日に東京ドームで開催する『東京ロマンスポルノ'09 〜愛と青春の日々〜』のチケット特別抽選先行受付チラシが封入されている。

収録曲

全編曲: ak.homma, Porno Graffitti。
#タイトル作詞・作曲時間
1.「この胸を、愛を射よ」新藤晴一
2.「ダイヤモンド」岡野昭仁
合計時間:

楽曲解説

  1. この胸を、愛を射よ
    レコチョク』CMソング
    • アリーナツアー『10thライヴサーキット "ロイヤル ストレート フラッシュ"』追加公演(2009年5月20日 - 24日)で先行披露された楽曲[注釈 1]
    • 「追加公演では新曲を聴いてもらいたい」という理由から3月頃に制作され、オケ録りはツアー本編最終日(5月3日)と追加公演初日(5月20日)の合間に行われた[2]。当初のタイトルは「One Way Ticket」で、歌詞は「目の前にある道を振り返らず突き進む」といった内容であったが[2]、ツアーの札幌公演に来ていたファンの方がその1週間後に亡くなったという話を聞き、歌入れを前に歌詞が大きく変更された[2]。このことについて、メンバーは以下のようにコメントしている。
      岡野「そのことがあって、ファンの方はみんなそういう強い思いでライブに来てくれている、僕らの音楽を聴いてくれているんだなっていうことにあらためて気づかされたんですよね。そこで、自分たちのやってることの意味をもう1回、思い返したというか。10周年を迎え、11年目に行くっていうこのタイミングでもう一度、曲を作るとか歌を歌うとか歌詞を書くとか、自分たちの活動を、簡単な言い方をすれば、もっともっと一生懸命やろうみたいな気持ちになれたと思うんですよ。で、そこからでき上がってきた曲だったので、僕としては、晴一が書くことをどれだけ歌で表現できるんだろうっていうことをもう1回頑張ってみたというか。」
      新藤「歌詞に関しても、そのことをどう消化すればいいのかっていうのはかなり迷ったけど、それ自体を書くのではなく、そこでもらった力でどう書くかということだと思ったんですよ。なので、真摯に向き合うってことがいちばん大切なのかなと思って書きました。」
      Porno Graffitti 28th SINGLE Special Interview[2]
    • 歌詞変更後の仮タイトルは「愛と青春の日々[2]。この仮タイトルは同年11月の東京ドーム公演『東京ロマンスポルノ'09 〜愛と青春の日々〜』のサブタイトルに使用され[2]、同公演の本編最終曲では本楽曲が演奏された[3]
    • MVは本編映像がスローな映像になるように、あえて2倍速の音に合わせて撮影している[4]
  2. ダイヤモンド
    • 曲自体は1年半ほど前から存在しており、「最低限の楽器で、バンドというわかりやすいスタイルで表現できる曲を」と制作された[2]
    • 歌詞は「くすぶっている日常に悶々としつつも、それがダイヤモンドのように輝かしい未来につながっていく」という内容で、岡野はくすぶっていた自身の大学時代を重ね合わせ歌詞を書き上げたと振り返っている[2]

Additional Musicians

  1. この胸を、愛を射よ
  2. ダイヤモンド
    • Drums: 松永俊弥
    • Bass: 根岸孝旨
    • Percussion: 三沢またろう
    • Synthesist: 飯田高広
    • Organ&All Other Instruments: ak.homma

収録作品

タイトル 収録作品
この胸を、愛を射よ
ダイヤモンド
  • 作品未収録

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ 同公演は映像作品化されているが、本楽曲のみ未収録となっている。
  2. ^ メドレー内の1曲として収録。

出典

  1. ^ “この胸を、愛を射よ”. ソニーミュージックオフィシャルサイト. 2023年1月29日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i 『PORNOGRAFFITTI × PATi・PATi COMPLETE BOOK ~15years file~ 2』シンコーミュージック、2014年12月22日、244,245頁。 
  3. ^ “ポルノグラフィティ、初の東京ドーム大成功”. BARKS (2009年11月29日). 2023年1月29日閲覧。
  4. ^ メイキング映像より(8thアルバム『∠TRIGGER』収録)。


岡野昭仁 (Vo) - 新藤晴一 (Gt)
シングル
オリジナル
1990年代
99年

1.アポロ

2000年代
00年

2.ヒトリノ夜 - 3.ミュージック・アワー - 4.サウダージ - 5.サボテン

01年

6.アゲハ蝶 - 7.ヴォイス

02年
03年

10.渦 - 11.音のない森 - 12.メリッサ - 13.愛が呼ぶほうへ - 14.ラック

04年

15.シスター - 16.黄昏ロマンス

05年
06年

20.ハネウマライダー - 21.Winding Road

07年

22.リンク

08年
09年

28.この胸を、愛を射よ - 29.アニマロッサ

2010年代
10年
11年

32.EXIT - 33.ワンモアタイム - 34.ゆきのいろ

12年
13年
14年
15年
16年
17年
18年

46.カメレオン・レンズ - 47.ブレス - 48.Zombies are standing out(配信限定)- 49.フラワー(配信限定)

19年

50.VS

2020年代
20年

-

21年

51.テーマソング

22年

-

23年
24年

解放区

配信限定

1.m-FLOOD - 2.Zombies are standing out - 3.フラワー - 4.サウダージ - From THE FIRST TAKE - 5.テーマソング - From THE FIRST TAKE - 6.アビが鳴く - 7.THE DAY - From THE FIRST TAKE - 8.アゲハ蝶 - From THE FIRST TAKE

参加作品

1.Let's try again - 2.それを強さと呼びたい(配信限定)- 3.それを強さと呼びたい 〜2015ver.〜(配信限定)- 4.それを強さと呼びたい 〜2017ver.〜(配信限定)- 5.それを強さと呼びたい 〜2018ver.〜(配信限定)- 6.それを強さと呼びたい 〜2019ver.〜(配信限定)

アルバム
オリジナル

1.ロマンチスト・エゴイスト - 2.foo? - 3.雲をも摑む民 - 4.WORLDILLIA - 5.THUMPχ - 6.m-CABI - 7.ポルノグラフィティ - 8.∠TRIGGER - 9.PANORAMA PORNO - 10.RHINOCEROS - 11.BUTTERFLY EFFECT - 12.暁

ベスト
ライヴ
参加作品
映像作品
MV

1.Porno Graffitti Visual Works OPENING LAP - 2.COMPLETE CLIPS 1999-2008(OPENING LAP - PG CLIPS 2nd LAP - PG CLIPS 3rd LAP - PG CLIPS 4th LAP)

ライヴ

1.Tour 08452 〜Welcome to my heart〜 - 2."BITTER SWEET MUSIC BIZ" LIVE IN BUDOKAN 2002 - 3."74ers" LIVE IN OSAKA-JO HALL 2003 - 4.5th Anniversary Special Live "PURPLE'S" IN TOKYO TAIIKUKAN 2004 - 5.7th LIVE CIRCUIT "SWITCH" 2005 - 6.横浜ロマンスポルノ'06 〜キャッチ ザ ハネウマ〜 IN YOKOHAMA STADIUM - 7."OPEN MUSIC CABINET" LIVE IN SAITAMA SUPER ARENA 2007 - 8."ポルノグラフィティがやってきた" LIVE IN ZEPP TOKYO 2008 - 9.横浜・淡路ロマンスポルノ'08 〜10イヤーズ ギフト〜 LIVE IN AWAJISHIMA - 10."ロイヤル ストレート フラッシュ" LIVE IN YOYOGI DAIICHI TAIIKUKAN 2009 - 11."∠TARGET" LIVE IN JCB HALL 2010 - 12.つま恋ロマンスポルノ'11 〜ポルノ丸〜 - 13.幕張ロマンスポルノ'11 〜DAYS OF WONDER〜 - 14.12th LIVE CIRCUIT "PANORAMA × 42" SPECIAL LIVE PACKAGE - 15.13thライヴサーキット "ラヴ・E・メール・フロム・1999" Live in MARINE MESSE FUKUOKA - 16.神戸・横浜ロマンスポルノ'14 〜惑ワ不ノ森〜 Live at YOKOHAMA STADIUM - 17.14thライヴサーキット "The dice are cast" Live in OSAKA-JO HALL 2015 - 18.FANCLUB UNDERWORLD 5 Live in Zepp DiverCity 2016 - 19.横浜ロマンスポルノ'16 〜THE WAY〜 Live in YOKOHAMA STADIUM - 20.PORNOGRAFFITTI 色情塗鴉 Special Live in Taiwan - 21.15thライヴサーキット "BUTTERFLY EFFECT" Live in KOBE KOKUSAI HALL 2018 - 22.16thライヴサーキット "UNFADED" Live in YOKOHAMA ARENA 2019 - 23.ポルノグラフィティ20th Anniversary Special Live Box - 24.17thライヴサーキット "続・ポルノグラフィティ" Live at TOKYO GARDEN THEATER 2021 - 25.18thライヴサーキット "暁" Live at NIPPON BUDOKAN 2023

その他
ラジオ
関連項目
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