藤本 東一良(ふじもと とういちりょう、1913年6月27日 - 1998年9月17日)は、洋画家、日本芸術院会員。リズミカルな筆触、明快な色調の風景画を得意とした。
経歴
静岡県伊豆下田生まれ、すぐ大阪に移住。鹿子木孟郎、赤松麟作に師事、1931年(昭和6年)大阪天王寺中学校(現・大阪府立天王寺高等学校)卒、上京し川端画学校に学ぶ。1935年(昭和10年)東京美術学校入学、1937年(昭和12年)ポール・ゴーギャンに憧れて南洋旅行。美校卒。 寺内萬治郎、藤島武二に師事[1]。 1939年(昭和14年)光風会展で初入選、F氏賞、海洋美術展で海軍協会賞、1942年(昭和17年)光風会展特賞。
1946年(昭和21年)光風会会員、日展特選。1954年(昭和29年)-1955年渡欧。1959年(昭和34年)日展審査員。1993年「展望台のユーカリ」で日本芸術院賞・恩賜賞受賞、日本芸術院会員、日展理事。光風会常任理事、日展顧問、日本美術家連盟常任理事。
1964年(昭和39年)から1973年(昭和48年)まで東京教育大学講師、1971年(昭和46年)より1986年(昭和61年)まで金沢美術工芸大学講師として後進の指導にもあたった。 1998年(平成11年)9月17日、心室細動のため東京都新宿区の朝日生命成人病研究所付属医院で死去。享年85[2]。
出版物
脚注
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- ^ 藤本東一良『出身県別 現代人物事典 西日本版』p991サン・データ・システム 1980年
- ^ “藤本東一良”. 『日本美術年鑑』平成11年版(424-425頁) (2014年). 2022年7月3日閲覧。
外部リンク
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第三部(音楽・演劇・舞踊) |
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能楽 | |
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歌舞伎 | - 1951: 三代目中村時蔵
- 1952: 二代目市川猿之助
- 1953: 三代目市川寿海
- 1954: 三代目阪東寿三郎
- 1956: 三代目市川左団次
- 1962: 六代目中村歌右衛門
- 1966: 七代目尾上梅幸・八代目坂東三津五郎
- 1969: 十七代目中村勘三郎
- 1970: 二代目中村鴈治郎
- 1972: 十三代目片岡仁左衛門
- 1974: 八代目松本幸四郎
- 1975: 七代目中村芝翫
- 1981: 四代目中村雀右衛門
- 1982: 三代目實川延若
- 1984: 十七代目市村羽左衛門
- 1985: 二代目中村吉右衛門
- 1986: 二代目中村扇雀
- 1987: 五代目中村富十郎・七代目尾上菊五郎
- 1988: 片岡孝夫
- 1989: 十二代目市川団十郎
- 1990: 八代目中村福助
- 1991: 九代目坂東三津五郎
- 1993: 五代目中村松江
- 1996: 二代目中村又五郎
- 1999: 五代目中村勘九郎
- 2001: 六代目沢村田之助
- 2005: 九代目中村福助
- 2006: 十代目坂東三津五郎
- 2007: 五代目中村翫雀
- 2008: 五代目中村時蔵・五代目中村芝雀
- 2011: 三代目中村橋之助
- 2016: 五代目中村歌六・五代目坂東玉三郎
- 2017: 四代目市川左團次
- 2018: 三代目中村扇雀
- 2020: 十代目松本幸四郎
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文楽 | |
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邦楽 | |
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舞踊 | - 1952: 四代目井上八千代
- 1957: 二代目花柳寿輔
- 1963: 六代目藤間勘十郎
- 1965: 四代目藤間勘右衛門
- 1966: 八代目坂東三津五郎
- 1967: 吾妻徳穂
- 1979: 藤間藤子
- 1985: 森下洋子
- 1988: 二代目花柳寿楽
- 1989: 藤間友章
- 1990: 三代目花柳寿輔
- 1991: 十代目西川扇蔵
- 1992: 花柳寿南海
- 1997: 七代目藤間勘十郎
- 1999: 五代目井上八千代
- 2000: 藤間蘭景
- 2001: 五代目花柳芳次郎
- 2002: 二代目尾上菊之丞
- 2004: 二代目吾妻徳弥
- 2008: 藤間藤太郎
- 2015: 山村友五郎
- 2016: 二代目中村梅弥
- 2018: 三代目花柳寿楽
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- 2020: 藤間蘭黄
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太字は恩賜賞受賞者。名跡は受賞時のもの。表記揺れによる混乱を避けるため漢字は便宜上すべて新字体に統一した。 |
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