列王記

ヘブライ聖書
または
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  • バルク 2(英語版)
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  • バルク 3(英語版)

列王記』(れつおうき)は旧約聖書におさめられた古代ユダヤの歴史書の1つ。元来、『サムエル記』とあわせて1つの書物だったものが分割されたようである。また『列王記』自体も上下にわかれているが、これは七十人訳聖書以来の伝統である。また、正教会においては『列王記第三』、『列王記第四』と呼称される。内容的には『サムエル記』のあとを受けており、また『歴代誌』とは一部内容が重複している。ユダヤ教の分類では『ヨシュア記』『士師記』『サムエル記』と共に「前の預言者」にあたる。

この書物の原作者は、伝統的にエレミヤであると伝えられている。

内容

列王記上

列王記下

  • 列王記 南北イスラエル分裂後の王の系譜と業績
    イスラエルとユダの王国(下1:1-17:41)
    • イスラエルの王アハズヤとヨラム(下1章-3章)
    • エリシャの奇跡(下4章)
    • ナアマンとエリシャ(下5章)
    • エリシャの物語(下6:1-8:15)
    • ユダの王ヨラムとアハズヤ(下8:16-8:29)
    • イエフの反乱(下9章-10章)
    • 祭司ヨヤダとアタルヤ(下11章)
    • ユダの王ヨアシュ(下12章)
    • イスラエルの王ヨアハズ、ヨアシュ(下13:1-13:13)
    • エリシャの死、イスラエルの戦い(下13:14-13:25)
    • ユダの王アマツヤとイスラエルの王ヤロブアム2世(下14章)
    • ユダの王アザルヤ、イスラエルの王ゼカルヤとシャルム、メナヘムペカフヤペカ(下15章)
    • ユダの王アハズ(下16章)
    • イスラエルの王ホシェアと北イスラエルの滅亡(下17章)
  • 紀元前721年以降のユダ王国(下18:1-25:30)
    • ユダの王ヒゼキヤ(下18章-20章)
    • ユダの王マナセ、アモン(下21章)
    • ユダの王ヨシヤ(下22:1-23:30)
    • ユダの王ヨアハズ、ヨヤキム、ヨヤキン、ゼデキヤ(下23:31-24:20)
    • エルサレムの陥落、ヨヤキンの監禁と解放(下25章)

脚注

関連項目

ウィキソースに列王紀上(口語訳)の原文があります。
ウィキソースに列王紀下(口語訳)の原文があります。
ウィキソースに列王紀略上(文語訳)の原文があります。
ウィキソースに列王紀略下(文語訳)の原文があります。
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