トゥ・ラヴ・ユー・モア
「トゥ・ラヴ・ユー・モア」 | ||||||||
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セリーヌ・ディオン の シングル | ||||||||
初出アルバム『ラヴ・ストーリーズ,FALLING INTO YOU,パリ・ライヴ,レッツ・トーク・アバウト・ラヴ』 | ||||||||
リリース | ||||||||
規格 | 8センチCD 7インチ・レコード | |||||||
録音 | 1993年 チャートマーカー・スタジオ レコード・プラント | |||||||
ジャンル | ポップ クラシック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | コロムビア エピック | |||||||
作詞・作曲 | デイヴィッド・フォスター ジュニア・マイルス | |||||||
プロデュース | デイヴィッド・フォスター | |||||||
ゴールドディスク | ||||||||
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チャート最高順位 | ||||||||
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セリーヌ・ディオン シングル 年表 | ||||||||
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「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(英: To Love You More=もっとあなたを好きになる)は、1995年10月23日に日本でEpic/Sony Recordsからリリースされたセリーヌ・ディオンのシングル。
オリジナル・ミックスにクライズラー&カンパニーが参加している。
作詞・作曲はデイヴィッド・フォスターとジュニア・マイルス、編曲はデイヴィッド・フォスターとクライズラー&カンパニー。
英会話教室のイーオンのコマーシャルソングおよびフジテレビ系の木曜劇場「恋人よ」の主題歌として使用され、日本国内のみで150万枚の売上を記録[1]。ゴールドディスクが授与された。
概要
Epic/Sonyの洋楽ディレクター担当だった宮井晶が、デビュー間も無いセリーヌ・ディオンのライブを見て、才能を確信。フジテレビのドラマ・プロデューサーと共に、日本オリジナル・シングル企画を立ち上げる。
フジテレビの木曜劇場『恋人よ』の主題歌用に書き下ろされた[2]。デイヴィッド・フォスターが、ドラマの筋立てを読み書き下ろした[2]。3年がかりの企画で、宣伝費は1億円以上に達したとされる[2]。ソニー・ミュージックエンタテインメント調べによると、日本でのシングル売上は150万枚に達した[1]。
オリコンシングルチャートではアイリーン・キャラ『フラッシュダンス…ホワット・ア・フィーリング』以来12年ぶりとなる外国人ミュージシャンによる総合チャート1位を記録した[2]。オリコン洋楽シングルチャートでは1995年10月30日付から18週連続1位を獲得し、1996年の年間チャートで1位となった[3]。1996年1月22日付オリコンチャートで100万枚を突破した。オリコン調べによる洋楽シングル盤のミリオン達成はダニエル・ブーン『ビューティフル・サンデー』、マライア・キャリー『恋人たちのクリスマス』以来3例目の記録であり、以降、達成者は現れていない(2017年1月現在)。
日本限定で発売された『ラヴ・ストーリーズ・スペシャル・エディション』(『ラヴ・ストーリーズ』再発盤)に収録された。その後は、『FALLING INTO YOU』のアジア版や、『パリ・ライブ』(アルバムのプロモーションのためカナダでこの曲がラジオシングル化)、『レッツ・トーク・アバウト・ラブ』のアメリカ版に収録されている。
1999年にはブラジルでリリースされ、同年にトニー・モーランがリミックスしたヴァージョンが日本で発売されるなど、幾度も再発売されている。
2007年には、パナソニックのデジタルビデオカメラ『愛情サイズ』CMソングとして使用された。
収録曲
日本版CDシングル
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」 – 5:28
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(インストゥルメンタル) – 5:28
1999年日本版CDマキシシングル
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モーランズ・クロスオーバー・エディット) – 4:53
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モーランズ・ポップ・エディット) – 5:53
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モーランズ・アイル・ビー…ウェイティング・ボーカル・ミックス) – 10:10
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」 – 5:28
公式編曲版
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モーランズ・クロスオーバー・エディット) – 4:53
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モーランズ・ポップ・エディット) – 5:53
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モーランズ・アイル・ビー…ウェイティング・ボーカル・ミックス) – 10:10
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(トニー・モーランズ・ダビング・ユー・モア・ミックス) – 9:35
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(ラジオ・エディット) – 4:42
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(インストゥルメンタル) – 5:28
- 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」(アルバムバージョン) – 5:28
カバー
- 米光美保 - 「恋人よ ~TO LOVE YOU MORE」という題名でカバー。(日本語詞:三浦徳子)
- 葉加瀬太郎 - ヴァイオリンによる器楽曲アレンジ版がコンピレーション・アルバム「image2」に収録。1996年から3年間に渡り、セリーヌ・ディオンのワールドツアーに参加し、この曲を演奏した[4]。
- サラ・オレイン - 2015年11月25日、3rdアルバム『f (エフ)』に収録。ヴァイオリンも演奏。
- 島津亜矢 - 2021年3月、カバー・アルバム『SINGER 7』に収録。
- Sarah Geronimo(フィリピンの歌手・女優)
チャート・認定
チャート
| 認定
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演奏者
(オリジナル・ミックス)
- セリーヌ・ディオン - 歌
- デイヴィッド・フォスター - キーボード
- マイケル・トンプソン - ギター
- 葉加瀬太郎 - ヴァイオリン
- 竹下欣伸 - ベース、プログラミング
- 斉藤恒芳 - シンセサイザー
脚注
- ^ a b 『ビルボード』誌1996年11月9日号、p.15。[1] (PDF)
- ^ a b c d 「文化 洋楽シングルも躍進 タイアップを駆使 日本式宣伝でTV・CMに的」『日本経済新聞』1995年12月9日付朝刊、40頁。
- ^ コンピレーション・アルバム『ナンバーワン90s ORICON ヒッツ』の裏ジャケット。ナンバーワン 70s 80s 90s オリコン・ヒッツも参照。
- ^ “<私の恩人>葉加瀬太郎 世界の歌姫に学んだ過去(THE PAGE)”. Yahoo!ニュース. 2021年6月6日閲覧。
- ^ “セリーヌ・ディオンwithクライズラー&カンパニーのシングル売り上げランキング”. オリコン. 2010年8月27日閲覧。
- ^ “アーカイブされたコピー”. 2005年2月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月16日閲覧。 Canadian BDS Airplay Chart
- ^ Canadian BDS Adult Contemporary Chart
- ^ Top Singles - Volume 65, No. 1, March 10 1997. Retrieved May 16, 2010.
- ^ Adult Contemporary - Volume 64, No. 21, January 27 1997. Retrieved May 16, 2010.
- ^ Quebec Airplay Chart
- ^ Hot 100 Airplay
- ^ a b c [2]
- ^ “年度別ミリオンセラー一覧 1995年”. 日本レコード協会. 2010年3月26日閲覧。
参考文献
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スタジオアルバム |
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ライブアルバム |
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ベストアルバム |
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映像作品 |
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コンサートツアー |
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レジデンシーショー |
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関連項目 |
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セリーヌ・ディオンのシングル(英語) | |
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ユニゾン | 「エニイ・アザー・ウェイ」 · 「ユニゾン・リミックス」 · 「哀しみのハートビート」 · 「ザ・ラスト・トゥ・ノウ」 · 「ハヴ・ア・ハート」 |
セリーヌ・ディオン | 「美女と野獣」 · 「イフ・ユー・アスクト・ミー・トゥ」 · 「ナッシング・ブロークン・バット・マイ・ハート」 · 「ラヴ・キャン・ムーヴ・マウンテンズ」 · 「ウォーター・フロム・ザ・ムーン」 · 「ディド・ユー・キヴ・イナフ・ラヴ」 |
ラヴ・ストーリーズ | 「めぐり逢えたら・愛のテーマ」 · 「パワー・オブ・ラヴ」 · 「ミスレッド」 · 「シンク・トワイス」 · 「オンリー・ワン・ロード」 · 「ネクスト・プレイン・アウト」 · 「ジャスト・ウォーク・アウェイ」 · 「トゥ・ラヴ・ユー・モア」 |
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ア・ニュー・デイ… | 「ユー・アンド・アイ」 |
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マイ・ラヴ | 「マイ・ラヴ」 |
その他のシングル | 「リッスン・トゥ・ザ・マジック・マン」 · 「マイケルズ・ソング」 · 「キャント・リヴ・ウィズ・ユー,キャント・リヴ・ウィズアウト・ユー」 · 「ヴォイセズ・ザット・ケア」 · 「ラヴ・ライツ・ザ・ワールド」 · 「センド・ミー・ア・ラヴァー」 · 「イッツ・ハード・トゥ・セイ・グッドバイ」 · 「君の友だち」 · 「ゴッド・ブレス・アメリカ」 · 「ホワット・モア・キャン・アイ・キブ」 · 「ユー・ショック・ミー・オール・ナイト・ロング」 · 「カム・トゥゲザー・ナウ」 · 「シング」 · 「ウィ・アー・ザ・ワールド:25 フォー・ハイチ」 |
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