カリン・カダヴィ

カリン・カダヴィ
Caryn KADAVY
フィギュアスケート選手
2006年
生誕 (1967-12-09) 1967年12月9日(56歳)
身長 162cm
選手情報
代表国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
獲得メダル
フィギュアスケート
世界選手権
1987 シンシナティ 女子シングル

カリン・カダヴィ(Caryn Kadavy 1967年12月9日 - )は、アメリカフィギュアスケート選手、プロスケーター。

経歴

1985年の全米選手権で3位に入り、1986年2位、1987年3位、1988年3位と好成績を維持する。1987年の世界選手権で3位に入り、翌年のカルガリーオリンピックのメダル候補として期待される。当時アメリカ代表枠は3つあり、デビ・トーマスジル・トレナリー、そしてカリン・カダヴィの3人はいずれも強力なメダル候補だった。

1988年カルガリーオリンピックでは規定で7位につけ、ショートプログラムではイナバウアーからの3ループ+2ループという当時では難しいコンビネーションを成功させて技術点で平均5.7の評価、プレゼンテーションでも5.9が1つ、5.8が4つという高い評価を得てショートプログラム単独では5位、総合6位になる。ショートプログラム終了後のインタビューで、「先にリンクに登場したヴィットやトーマスの演技を見ましたか?」の問いには「いいえ、誰の演技も見ていません。自分だけに集中していました」と答えた。「風邪の具合はどうですか?」「酷くは無いです。体調は良いです」と答えたが、風邪が悪化しフリープログラムは棄権した。1988年世界選手権には出場し7位に入賞した。

1989年の全米選手権は足首の怪我で棄権。その後引退してプロスケーターになった。 アマチュア時代はカルロ・ファッシをコーチとし、ブロードモアスケーティングクラブで練習していた。1987-88シーズンはトーラー・クランストンもコーチだった。

プロ転向後は、1990年代、2000年代の前半までプロスケーターとして活躍したが、2010年でも未だ活躍している。医師と結婚し、現在はペンシルベニア州のエリーでスケート指導者をしている。

戦歴

大会/年 1984-85 1985-86 1986-87 1987-88
オリンピック 棄権
世界選手権 8 3 7
全米選手権 3 2 3 3
スケートカナダ 1
モスクワ国際 1
ゴールデンスピン 1

参考文献

  • Caryn Kadavy: A Fan Page
  • Catching up with...Caryn Kadavy
  • Caryn Kadavy: No regrets but lots of class

1973-1974: リン・ナイチンゲール  1975: スザンナ・ドリアーノ  1976: キム・アレットソン  1977: リンダ・フラチアニ  1978: リサ=マリー・アレン  1979: 非開催  1980: エレイン・ザヤック  1981: トレイシー・ワイマン  1982: ビッキー・デ・ブリーズ  1983: カタリナ・ヴィット  1984: 伊藤みどり  1985: カリン・カダヴィ  1986: エリザベス・マンリー  1987: デビ・トーマス  1988: ナタリア・レベデワ  1989: クリスティー・ヤマグチ  1990: ジョゼ・シュイナール  1991: スルヤ・ボナリー  1992: マリア・ブッテルスカヤ  1993: 陳露  1994: クリスティーナ・チャコ  1995: ミシェル・クワン  1996: イリーナ・スルツカヤ  1997: ミシェル・クワン  1998: エレーナ・リアシェンコ  1999: ミシェル・クワン  2000: イリーナ・スルツカヤ  2001: サラ・ヒューズ  2002-2003: サーシャ・コーエン  2004: シンシア・ファヌフ  2005: アリッサ・シズニー  2006: ジョアニー・ロシェット  2007: 浅田真央  2008-2009: ジョアニー・ロシェット  2010: アリッサ・シズニー  2011: エリザベータ・トゥクタミシェワ  2012: ケイトリン・オズモンド  2013: ユリア・リプニツカヤ  2014: アンナ・ポゴリラヤ  2015: アシュリー・ワグナー  2016: エフゲニア・メドベージェワ  2017: ケイトリン・オズモンド  2018: エリザベータ・トゥクタミシェワ  2019: アレクサンドラ・トゥルソワ  2020: 非開催  2021: カミラ・ワリエワ  2022: 渡辺倫果  2023: 坂本花織

名称の変遷:スケートカナダ(1973-現在)/ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(1995-現在)