星の生徒

星の生徒
小説
著者 山中峯太郎
イラスト 河目悌二
出版社 大日本雄弁会(のちの講談社
掲載誌 少年倶楽部
連載期間 1934年1月号 - 1934年12月号
テンプレート - ノート
ポータル 文学

星の生徒』(ほしのせいと)は、山中峯太郎作、河目悌二画による少年向け小説。『少年倶楽部』1934年(昭和9年)1月号から12月号に連載された。

概要

山中は、大阪陸軍幼年学校(4期)、陸軍士官学校(19期)を経て陸軍大学校にも進学した軍人だったが、病のため陸大を中退した後、作家となり少年向け小説を発表していた。

本作は、東京陸軍幼年学校の第35期、第37期生をモデルとして執筆された[1]。数名の生徒が山中の自宅に招かれてエピソードを提供し、実在の人名や実際の出来事が登場している[1]

タイトルの「星の生徒」とは、制服の襟の徽章に由来した幼年学校生の愛称であり、当時の日本で高い社会的地位があった。

連載後の1936年(昭和11年)に入校した第40期生には、この小説を読んで幼年学校に憧れを抱いた者も多くいた[2]

書誌情報

  • 山中峯太郎『星の生徒』実業之日本社、1935年3月。  NCID BA68245240、
  • 山中峯太郎『星の生徒』同盟出版社、1943年11月。  全国書誌番号:45017950、
  • 山中峯太郎『星の生徒』秋元書房、1969年11月。  NCID BA60280769、

脚注

[脚注の使い方]

参考文献

  • 東幼史編集委員会『東京陸軍幼年学校史 わが武寮』東幼会、1982年10月。 

外部リンク

  • 『星の生徒(同盟出版社、1944年刊)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  • 表示
  • 編集
スタブアイコン

この項目は、文学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:文学/PJライトノベル)。

項目が小説家作家の場合には {{Writer-stub}} を、文学作品以外の雑誌の場合には {{Book-stub}} を貼り付けてください。

  • 表示
  • 編集