姫野 和樹 ラグビーワールドカップ2019 (2019年9月20日撮影) |
生年月日 | (1994-07-27) 1994年7月27日(29歳) |
---|
出身地 | 日本 愛知県名古屋市中村区 |
---|
身長 | 1.87 m (6 ft 1+1⁄2 in) |
---|
体重 | 112 kg (17 st 9 lb) |
---|
学校 | 春日丘高等学校 |
---|
大学 | 帝京大学 |
---|
職業 | ラグビー選手 |
---|
ラグビーユニオンでの経歴 |
---|
ポジション | No.8 |
---|
アマチュア経歴 |
---|
年 | チーム | 出場 | (得点) |
---|
2007-2010 2010-2013 2013-2017 | 名古屋市立御田中学校 春日丘高等学校 帝京大学 | | () |
---|
シニア経歴 |
---|
年 | チーム | 出場 | (得点) |
---|
2017- | トヨタV | 69 | (105) |
---|
更新日: 2024年5月13日 | スーパーラグビー |
---|
年 | チーム | 出場 | (得点) |
---|
2018-2019 2021 | サンウルブズ ハイランダーズ | 11 11 | (10) (10) |
---|
更新日: 2021年6月19日 | 代表 |
---|
年 | チーム | 出場 | (得点) |
---|
2017- | 日本 | 32 | (40) |
---|
更新日: 2023年10月8日 |
|
姫野 和樹(ひめの かずき、1994年〈平成6年〉7月27日 - )は、愛知県名古屋市中村区出身の日本のラグビー選手。JAPAN RUGBY LEAGUE ONEのトヨタヴェルブリッツに所属でチームの共同主将。ポジションはフォワードのNo.8(ナンバーエイト)[1]。身長は187cm、体重は112kg。
略歴
人物
幼少期は自ら経済的に苦しい家庭だったと語る。家族は日本人の父とフィリピン人の母、姉と妹との5人だった[17]
いくつものスポーツを体験してはみたが、中学入学時点で身長170センチだったこともありラグビー部に勧誘される。中学3年で身長は187センチに伸びた。その体格の良さは空手有段者の教師を腕相撲で骨折させてしまうほどであり、練習では本気禁止令が出されていた。尚、学生時代は家庭の経済状態は良いとは言えない状況だった為、選抜チームに選ばれながらも遠征費用を捻出出来ず、辞退した経験もある[18]。
帝京大学1~2年の頃は怒られるとイジけ、拗ねてやる気をなくすなど、後年自分が「全くダメ」と振り返る人物であった。ところが、ある時試合に出られなくても愚痴を言わずにやるべきことをやっている先輩を見て自分を恥じ、人として格好良くなろうと心掛けるようになった[5]。
トヨタ自動車入社から1ヶ月程度でトヨタ自動車ヴェルブリッツのキャプテン就任を指揮官のジェイク・ホワイトから打診されたことに関しては「自分が成長できるビッグチャンス」と捉え、常識的には入社間もない部員にとって重大過ぎると言える責任を意に介さなかった。最初はチームメイトにキャプテンとして相手にされず一人部屋で泣く毎日であったが、やがて毎日22:00まで近所のカフェでチームをよくするためのアイデアを出し続け、「自分の見解がチームの公式見解になる」という意識から読書によって見識を身に付けることもした[5]。
2018年-2019年シーズンでブレイクした選手だが、あくまで自分は帝京大学時代で基礎を身に付けてきたのだと主張し、「超新星」というレッテルは否定している[5]。
大のゲーム好き。FPSのコール オブ デューティシリーズの愛好家。大学時代はサッカーゲームのウイニングイレブンにはまり、ベルギー代表のエデン・アザールの大ファンだったため、クラブチームならチェルシー、国代表ならベルギーを必ず選択していた[19]。
受賞歴
トップリーグ
JAPAN RUGBY LEAGUE ONE
スーパーラグビーアオテアロア
テレビ
脚注・出典
脚注
- ^ a b 部員紹介 - 帝京大学ラグビー部、2013年5月7日閲覧。
- ^ 春日丘高からジュニア・ジャパン入りの姫野 敵は年上でも「関係ない」 - RUGBY REPUBLIC(ラグビー共和国)、2013年5月7日閲覧。
- ^ 第52回日本ラグビーフットボール選手権大会 1回戦 - 日本ラグビーフットボール協会 公式サイト、2015年6月24日閲覧。
- ^ 2017年度新体制及び新入団選手のお知らせ - トヨタ自動車ヴェルブリッツ 公式サイト(2017年3月30日)、2018年1月2日閲覧。
- ^ a b c d Sports Graphic Number (文藝春秋)2019年2月28日号 p80-83
- ^ 第1節 トヨタ自動車ヴェルブリッツ vs ヤマハ発動機ジュビロ - ジャパンラグビートップリーグ 公式サイト、2018年1月2日閲覧。
- ^ リポビタンDチャレンジカップ2017 試合結果 - 日本ラグビーフットボール協会 公式サイト、2018年1月2日閲覧。
- ^ スーパーラグビー2018シーズンスコッドを発表 - サンウルブズ 公式サイト(2017年12月4日)、2018年1月2日閲覧。
- ^ 日本代表「ラグビーワールドカップ2019」最終登録メンバーのお知らせ . 日本ラグビーフットボール協会(2019年8月29日). 2019年9月8日閲覧。
- ^ ラグビーW杯代表の流大と姫野和樹がゲーム対決 . 日刊スポーツ(2020年8月30日). 2020年9月5日閲覧。
- ^ 姫野がNZハイランダーズ加入で来季スーパーラグビー挑戦! 「また1からハングリーに」 . ラグビー共和国(2020年10月12日). 2020年10月12日閲覧。
- ^ ハイランダーズ姫野、スーパーラグビーNZ大会の新人賞を獲得! . ラグビー共和国(2021年5月4日). 2021年5月4日閲覧。
- ^ “日本代表で初の主将NO8姫野和樹、情熱注入「ラグビーが好きです」 15日オールブラックスXV戦”. スポーツ報知 (2023年7月13日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ “姫野主将「絆を持って修正して、W杯に臨みたい」 本番を前にファンへ決意表明/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2023年8月7日). 2023年8月7日閲覧。
- ^ ラグビーワールドカップ2023フランス大会 日本代表登録メンバーのお知らせ 日本ラグビーフットボール協会2023.8.15
- ^ 新主将の姫野和樹「リーチさん超える」 ラグビーW杯日本代表 毎日新聞2023.8.15
- ^ 給食費も滞納ばかり…ラグビー日本代表・姫野和樹が語る「僕の家は本当に貧しかった」 - FRaU、2023年8月4日閲覧。
- ^ 「貧しくて野球もできない」ラグビー日本代表・姫野和樹が「貧しくても悪いことはしなかった」理由 - FRaU、2023年8月4日閲覧。
- ^ ラグビー日本代表・姫野和樹「負けず嫌いゲーマー」の素顔と「脱体育会精神」のルーツ -NEWSポストセブン、2023年9月28日閲覧。
出典
- LO姫野、闘志メラッ「同い年には負けたくない」 - サンスポ、2013年5月7日閲覧。[リンク切れ]
- ジュニア・ジャパン PRC第3戦 18歳LO姫野が初先発へ - RUGBY REPUBLIC(ラグビー共和国)、2013年5月7日閲覧。
- 高校日本代表セレクション合宿 3月の欧州遠征メンバーは誰になる? - RUGBY Japan 365、2013年5月7日閲覧。
- U19代表発表 高校生5人招集 - 日刊スポーツ、2013年5月7日閲覧。
関連項目
外部リンク
- トヨタ自動車ヴェルブリッツ 選手紹介
- ヒト・コミュニケーションズサンウルブズ PLAYERS & STAFF
- 姫野和樹 (@teikyo_8) - X(旧Twitter)
- 姫野和樹 (@kazukihimeno) - Instagram
- Kazuki Himeno Rugby Union
歴代ラグビー日本代表キャップ保持者【FW:フロントロー以外篇:224名】 |
---|
1930年代 (17名) | - 三島実
- 知葉友雄
- 吉沢秀雄
- 和田志良
- 清水精三
- 大野信次
- 岡田由男
- 都志悌二
- 足立卓夫
- 真野喜平
- 米華真四郎
- 田治正浩
- 田川博
- 伊藤英夫
- 山口和夫
- 鍋加弘之
- 山本春樹
|
---|
1950年代 (25名) | - 田中昭
- 橋本晋一
- 藤井厚
- 高橋勇作
- 広畠登
- 竹谷武
- 土屋俊明
- 大和貞
- 北島輝夫
- 原田秀雄
- 梅井良治
- 松重正明
- 真野克宏
- 柴田孝
- 山崎靖彦
- 須藤孝
- 小原隆一
- 片倉胖
- 尾崎政雄
- 田中聖二
- 大塚謙次
- 宮島欽一
- 冨永栄喜
- 龍野和久
- 山田敬介
|
---|
1960年代 (13名) | |
---|
1970年代 (20名) | |
---|
1980年代 (24名) | |
---|
1990年代 (27名) | |
---|
2000年代 (44名) | |
---|
2010年代 (43名) | |
---|
2020年代 (11名) | |
---|
- プロップ
- フッカー
- FWフロントロー以外
- スクラムハーフ
- BK9番以外
|
受賞歴 |
---|
|
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | |
---|
- MVP
- POMVP
- 新人賞
- 最多TG
- 得点王
- Bキッカー
|
|
---|
2000年代 | |
---|
2010年代 | - 10-11:S.ベイツ, 中山義孝
- 11-12:G.スミス, M.リーチ
- 12-13:G.スミス, M.リーチ
- 13-14:G.スミス, 西原忠佑
- 14-15:A.トムソン, リーチマイケル
- 15-16:リーチマイケル, 金正奎
- 16-17:G.スミス, 布巻峻介
- 17-18:D.ポーコック, 姫野和樹
- 18-19:リーチマイケル, K.スミス
- 20-21:B.ガンター, P.ラブスカフニ
|
---|
- PR
- HO
- LO
- FL
- No.8
- SH
- SO
- WTB
- CTB
- FB
|
|
---|
2020年代 | |
---|
- PR
- HO
- LO
- FL
- No.8
- SH
- SO
- WTB
- CTB
- FB
|
|
トヨタヴェルブリッツ – 2023年-2024年シーズンスコッド |
---|
FW | |
---|
BK | |
---|
コーチ | |
---|