入船亭扇遊

入船亭いりふねてい 扇遊せんゆう
Irifunetei Sen’yû
入船亭(いりふねてい) 扇遊(せんゆう) Irifunetei Sen’yû
2018年3月13日、芸術選奨贈呈にて(右)
本名 岩田いわた しげる
生年月日 (1953-07-05) 1953年7月5日(70歳)
出身地 日本の旗 日本静岡県熱海市
師匠 九代目入船亭扇橋
弟子 四代目入船亭扇蔵
入船亭遊京
入船亭扇太
入船亭扇七
名跡 1. 入船亭扇ぽう
(1972年 - 1977年)
2. 初代入船亭扇好
(1977年 - 1985年)
3. 入船亭扇遊
(1985年 - )
出囃子 道成寺(合の手)
活動期間 1972年 -
配偶者 あり
所属 落語協会
公式サイト 入船亭 扇遊
受賞歴
1983年∶NHK新人落語コンクール優秀賞
1983年国立演芸場若手花形演芸会金賞
1985年∶日刊飛切落語会奨励賞
1992年∶「入船亭扇遊独演会」文部省芸術祭賞
2018年3月∶第68回芸術選奨文部科学大臣賞大衆芸能部門
2019年紫綬褒章受章
備考
落語協会理事(2010年 - 2020年)
落語協会常任理事(2020年 - )
入船亭扇遊定紋「つたの葉」
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入船亭 扇遊(いりふねてい せんゆう、1953年7月5日 - )は静岡県熱海市出身の落語家。本名∶岩田 茂落語協会理事。出囃子は『道成寺(合の手)』。

経歴

静岡県立伊東高等学校卒業。

1972年11月に九代目入船亭扇橋に入門、前座名入船亭扇ぽう

1977年3月に橘家六蔵、桂文太、林家時蔵と共に二ツ目昇進し、入船亭扇好に改名。1978年から古今亭朝太と「朝太・扇好の会」を始める。志ん輔・扇遊の会を合わせ、30年におよぶ二人会である。永六輔が元浅草・最尊寺で開いている永住亭も、第1回以来この二人がレギュラーだった時期が長い。1983年NHK新人落語コンクールの優秀賞を受賞。

1985年9月に古今亭志ん輔、四代目桂三木助、林家らぶ平柳家三寿林家かん平、七代目桂才賀、林家時蔵柳家小ゑん春風亭正朝と共に真打昇進し、扇遊と改名。1992年に文化庁芸術祭賞を受賞。

2018年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2019年紫綬褒章を受章[1][2][3]

芸歴

役職

演目

受賞・受章歴

弟子

真打

  • 四代目入船亭扇蔵

二ツ目


名前について

他にも扇遊の名を名乗っている落語家が3、4人いるが、立川、船遊亭、立花家など亭号はさまざまなものが使われている。色物で活躍した立花家扇遊が有名。

主な出演

映画

  • ねぼけ(2016年12月17日)[4]

テレビ

  • 土曜+1 zabu-1グランプリ(副音声)(2020年1月11日・18日、2021年1月30日、2022年1月29日、BSフジ
  • 御法度落語 おなじはなし寄席 2時間スペシャル(2021年6月5日、BS朝日)「お菊の皿

ウェブテレビ

脚注

  1. ^ “2019年秋の褒章”. 一般社団法人 落語協会 (2019年11月2日). 2019年11月2日閲覧。
  2. ^ 秋の褒章に754人25団体産経ニュース2019年11月2日(2019年11月2日閲覧)
  3. ^ 『官報』号外第151号、2019年11月3日
  4. ^ “落語映画「ねぼけ」公開、劇中には古今亭志ん生が愛した人情噺「替り目」も”. 映画ナタリー. (2016年12月6日). https://natalie.mu/eiga/news/211928 2016年12月7日閲覧。 
  5. ^ Inc, Natasha (2020年4月30日). “5時間の「ABEMA寄席」に柳家さん喬、入船亭扇遊、林家彦いち、隅田川馬石ら(コメントあり)”. お笑いナタリー. 2020年5月1日閲覧。

外部リンク

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