光陽フェリー

光陽フェリー株式会社(こうようフェリー・朝鮮語:광양훼리 (주)は、韓国光陽に本社を置く海運会社山口県下関港と韓国の全羅南道・光陽港を結ぶ「光陽フェリー」を2011年1月23日、就航させた。

概要

所要時間12時間~13時間で、就航当初は下関港に週2便のほか、北九州市門司港に週1便が入出港した。日本側代理店はサンシャインフェリー(山口県下関市)。

就航船

就航した貨客船「GWANGYANG BEECH(クァンヤンビーチ・광양비츠)」号は1991年建造、1万5971トン、定員約700名。元ダイヤモンドフェリーの「スターダイヤモンド」号として神戸-松山-大分航路に就航していた。

略歴

2010年

5月18日、光陽市の公募で運営船会社に選定された「テリム海運・태림해운」が光陽フェリー株式会社を設立。[1]

2011年

1月23日、第1便が韓国人ツアー客ら約500人を乗せて光陽港を出航。

1月24日、第1便が下関港へ入港。

3月11日、東日本大震災の影響で韓国人利用客が激減。

3月28日、門司港への入出港を取りやめ、下関港に入る週2便だけの運航となる。

2012年

2月23日、運休。


  • 下関港国際ターミナルの横断幕
    下関港国際ターミナルの横断幕
  • 下関港に停泊するGWANGYANG BEECH号
    下関港に停泊するGWANGYANG BEECH号
  • 光陽湾を進むGWANGYANG BEECH
    光陽湾を進むGWANGYANG BEECH
  • 光陽港に停泊するGWANGYANG BEECH号
    光陽港に停泊するGWANGYANG BEECH号
  • 李舜臣大橋とGWANGYANG BEECH号
    李舜臣大橋とGWANGYANG BEECH号
  • GWANGYANG BEECHの甲板
    GWANGYANG BEECHの甲板
  • 個室
    個室
  • 展望風呂
    展望風呂

脚注

  1. ^ 光陽~日本カーフェリー会社・光陽フェリー設立(광양~일본 카페리 선사, ‘광양훼리 설립’)京郷新聞・2010年05月19日

外部リンク

光陽-下関間 カーフェリー運航スケジュール(全羅南道大阪通商事務所HP)