ワナ・マウン・ルイン

これはビルマ人の名前です。敬称であり、個人名ではありません。
ワナ・マウン・ルイン

ウ・ワナ・マウン・ルイン[1]ビルマ語: ဦးဝဏ္ဏမောင်လွင် U Wunna Maung Lwin、英語: Wunna Maung Lwin1952年5月30日[2] - )は、ミャンマー軍人政治家外交官2011年3月から2016年3月および2021年2月から2023年2月まで、外務大臣(ビルマ語版、英語版)を務めた。

誕生

ワナ・マウン・ルインはモン州タトンで生まれた。彼の父マウン・ルイン中佐は、ビルマ社会主義計画党政権下の1969年から1970年にかけて外務大臣であった[3]

経歴

1971年ミャンマー国軍士官学校(DSA)16期生として卒業。1971年から1998年にかけて、国軍で長らく軍人として奉公した。退役後は、1998年7月から2000年9月まで国境省(ビルマ語版、英語版)局長を務めた後、2000年に外交畑に転じる[2]

2000年から2001年にかけて在イスラエル大使、2001年から2004年にかけて在フランス大使(英語版)、2004年から2007年にかけて在ベルギー大使(英語版)欧州連合(EU)大使、2007年から2011年にかけて在ジュネーブ国連大使を歴任した[2]

軍人出身の大統領が執政するテイン・セイン政権およびミン・アウン・フライン政権で外務大臣[4]

出典・脚注

  • Wai Moe (2011年7月13日). “Wunna Maung Lwin: Military Commander to Foreign Minister”. The Irrawaddy. http://www.irrawaddy.cc/article.php?art_id=21687 2011年8月21日閲覧。 
  1. ^ 「ウ」(ビルマ語: ဦး U)は年配の男性に付ける敬称なので、ミャンマー国外では省略されることも多い。
  2. ^ a b c “Cabinet Ministers”. Alternative Asean Network on Burma. http://www.altsean.org/Research/Regime%20Watch/Executive/Ministers.php 2014年2月12日閲覧。 
  3. ^ Zay Thu (2014年8月27日). “ဒီမိုကရေစီ အစိုးရတွင်လည်း မဆလလူကြီးများ၏ သားသမီးများသာ ရာထူးကြီးများ ရယူထား” (Burmese). Tomorrow. http://tomorrow.com.mm/?q=articles%2F878 2015年7月9日閲覧。 
  4. ^ ミャンマー軍、旧軍政から閣僚指名 実務重視アピールか: 日本経済新聞
公職
先代
アウンサンスーチー
ミャンマーの旗 ミャンマー外務大臣(ビルマ語版、英語版)
2021年 - 2023年
次代
タンスエ(英語版)
先代
ニャン・ウィン
ミャンマーの旗 ミャンマー外務大臣(ビルマ語版、英語版)
2011年 - 2016年
次代
アウンサンスーチー
先代
リン・ミャイン
ミャンマーの旗 在ベルギーミャンマー大使(英語版) ベルギーの旗
2004年 - 2007年
次代
タウン・トゥン
先代
リン・ミャイン
ミャンマーの旗 在フランスミャンマー大使(英語版)
2001年 - 2004年
次代
ソウ・フラ・ミン