ラ・セル山

ラ・セル山ハイチ語: Pik Lasel)は、ハイチ共和国の最高峰である。カリブ海イスパニョーラ島南西部にある。

概要

ラ・セル山は、ハイチの南東部にあり、2014年現在西県に属している[注釈 1]。座標は北緯18度21分36秒 西経71度58分35秒 / 北緯18.36000度 西経71.97639度 / 18.36000; -71.97639である[1]。標高は2680mでハイチの最高地点となっている[1]。ただし、イスパニョーラ島東部の約3分の2を占めるドミニカ共和国には標高3,101mのドゥアルテ山(英語版)と言う高山があり、イスパニョーラ島全体の最高地点となっている[2]

ラ・セル山があるラ・セル山脈(フランス語版)はハイチ南西部のラ・オット山脈(英語版)に次ぐ同国で2番目に生物多様性が高い地域であり、多くの種類の顕花植物が生えている。2017年に東側にあるドミニカ共和国のエンリキージョ湖一帯と共にユネスコ生物圏保護区に指定された[3]

脚注

注釈

  1. ^ ハイチは政情不安定であるため、敢えて2014年現在と付けてある。

出典

  1. ^ a b ハイチのラ・セル山
  2. ^ カリブ地域の山々
  3. ^ “La Selle - Jaragua-Bahoruco-Enquirillo Transboundary Biosphere Reserve (Dominican Republic / Haiti)” (英語). UNESCO (2021年4月14日). 2023年3月30日閲覧。