ヨアヒム・シュトライヒ（Joachim Streich, 1951年4月13日 - 2022年4月16日[2]）は、ドイツ（旧東ドイツ）出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはフォワード。東ドイツ代表として102試合に出場し最多得点記録を打ち立てたことから、「東ドイツの最高のサッカー選手」「東のゲルト・ミュラー」と呼ばれた[3]。
経歴
地元のアウフバウ・ヴィスマールでサッカーを始め、1967年にハンザ・ロストックでデビューを飾った。その後、1975年に1.FCマクデブルクへ移籍し、1985年に引退するまでリーグ通算378試合出場229得点を記録した。
東ドイツ代表としては1969年12月8日に行われたイラク代表との国際親善試合でデビュー。1974 FIFAワールドカップ予選では10得点をあげワールドカップ初出場に貢献し、1974年に西ドイツで開催された本大会では2得点をあげて2次リーグ進出に貢献した。その後、1984年10月20日に行われたユーゴスラビア代表戦を最後に代表から退くまで、国際Aマッチ102試合に出場し55得点を記録した。なお、この記録は1972年のミュンヘンオリンピックの試合を含んだもので、ドイツサッカー連盟の公式サイトでは98試合出場53得点としている[1]。
現役引退後は指導者の道へ進み、古巣のマクデブルクで5年間に渡って監督を務めた後、1990年4月11日にブンデスリーガ2部のアイントラハト・ブラウンシュヴァイクの監督に就任した[5]。シュトライヒは東欧革命により社会情勢が変化する中、西側のクラブと契約を結んだ最初の指導者となった[5]。その後、1997年にFSVツヴィッカウの監督を務めた。
脚注
- ^ a b c “Joachim Streich”. Deutscher Fußball-Bund e.V.. 2016年9月29日閲覧。
- ^ Wirch, Mirko. “1. FC Magdeburg: Joachim Streich erliegt seiner Krankheit” (ドイツ語). www.volksstimme.de. 2022年4月16日閲覧。
- ^ “Der beste Fußballer der DDR: Joachim Streich”. 11 Freunde (2011年10月3日). 2016年9月29日閲覧。
- ^ a b “DDR-Rekordspieler Streich wird Rekordtrainer”. Deutscher Fußball-Bund e.V.. 2016年9月29日閲覧。
外部リンク
- ヨアヒム・シュトライヒ - Olympedia (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - National-Football-Teams.com (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - FootballDatabase.eu (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - WorldFootball.net (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - Transfermarkt.comによる選手データ (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - Transfermarkt.comによる指導者データ (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - FIFA主催大会成績 (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - UEFA (英語)
- ヨアヒム・シュトライヒ - Munzinger Sports Archives (ドイツ語)
- Joachim Streich - Century of International Appearances
- Joachim Streich - Matches and Goals in Oberliga
東ドイツ年間最優秀選手賞 |
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| 1960年代 | - 63: カイザー
- 64: ウルバンチュク
- 65: ヴァイガング
- 66: ネルドナー
- 67: エルラー
- 68: ブランシュ
- 69: フォーゲル
|
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| 1970年代 | |
|---|
| 1980年代 | - 80: グラペンティン
- 81: グラペンティン
- 82: シュヌファーゼ
- 83: シュトライヒ
- 84: デルナー
- 85: デルナー
- 86: ミュラー
- 87: ミュラー
- 88: トーム
- 89: トラウトマン
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| 1990年代 | |
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東ドイツ代表 - 出場大会 |
|---|
東ドイツ代表 - 1972 ミュンヘン五輪 サッカー競技 銅メダル |
|---|
- 1 クロイ
- 2 クルビュヴァイト
- 3 ツァプ
- 4 ヴァイゼ
- 5 ブランシュ
- 6 イルムシャー
- 7 ポマーエンケ
- 8 シューレンベルク
- 9 シュパールヴァッサー
- 10 クライシェ
- 11 シュトライヒ
- 12 ヘフナー
- 13 ゼグィン
- 14 ドゥッケ
- 15 フォーゲル
- 16 ティル
- 17 ヴェッツリヒ
- 18 ガンツェラ
- 19 シュナイダー
- 監督 ブシュナー
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東ドイツ代表 - 1974 FIFAワールドカップ |
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- 1 クロイ
- 2 クルビュヴァイト
- 3 ブランシュ
- 4 ヴァイゼ
- 5 フリッシュ
- 6 シュヌップハーゼ
- 7 ポマーエンケ
- 8 レーヴェ
- 9 デュッケ
- 10 クライシェ
- 11 シュトライヒ
- 12 ヴェッツリッヒ
- 13 ラウク
- 14 シュパールヴァッサー
- 15 フォーゲル
- 16 イルムシャー
- 17 ハマン
- 18 キシェ
- 19 ゼグィン
- 20 ホフマン
- 21 ブロヒヴィッツ
- 22 フリーゼ
- 監督 ブシュナー
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ハンザ・ロストック
東ドイツ
