ムザッファル・フサイン

ムザッファル・フサイン
بدیع الزمان
ティムール朝
アミール
在位 1506年 - 1507年

王朝 ティムール朝
父親 フサイン・バイカラ
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ムザッファル・フサイン(生没年不詳)は、ティムール朝ヘラート政権の君主(在位:1506年 - 1507年)。

父は初代君主のフサイン・バイカラ。兄弟にバディー・ウッザマーンがいる。1506年に父がムハンマド・シャイバーニー・ハンへの遠征の行軍中に陣没したため、跡を継いだ。しかし、敵に敢然と立ち向かえるような人物ではなかった[1]。1507年にシャイバーニー・ハンがヘラートに侵攻してくると兄弟はヘラートを捨てて逃亡し、ティムール朝は滅亡した。

ムザッファルはその後まもなく死亡した。

脚注

  1. ^ ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、104頁

参考文献

  • フランシス・ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』(小名康之監修, 創元社, 2009年5月)

関連項目

ティムール朝国旗ティムール朝ヘラート政権君主
ティムール朝

ティムール1370-1405 / ハリール・スルタン1405-1409 / シャー・ルフ1409-1447 / ウルグ・ベク1447-1449 / アブドゥッラティーフ1449-1450 / アブドゥッラー1450-1451 / アブー・サイード1451-1469

サマルカンド政権

スルタン・アフマド1469-1494 / スルタン・マフムード1494-1495 / バイスングル1495-1496 / スルタン・アリー1496 / バイスングル(復位)1497 / バーブル1497-1498 / スルタン・アリー(復位)1498-1500

ヘラート政権

フサイン・バイカラ1469-1506 / バディー・ウッザマーン、ムザッファル・フサイン1506-1507

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