ジョー・グリーン (Charles Edward Greene 1946年9月24日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州テンプル出身のアメリカンフットボールの元選手である。「ミーン・ジョー・グリーン」の愛称で知られる[1]。ディフェンシブタックルとして、1969年シーズンから1981年シーズンまでピッツバーグ・スティーラーズ一筋で13年間プレーした[2]。
強いリーダーシップ、闘争心、対戦相手を圧倒する気迫を有する選手として知られ[3]、名将チャック・ノールの下で構築された「スティールカーテン(鉄のカーテン)」と呼ばれる強力ディフェンス陣の中心人物として活躍した。1970年代に黄金時代を迎えたピッツバーグ・スティーラーズの4度のスーパーボウル制覇に貢献し、最優秀守備選手を2度受賞するなど、NFL史上最も偉大なディフェンシブラインマンの一人と考えられている。
彼に率いられたスティーラーズのディフェンスは1974年のAFCチャンピオンシップゲームでオークランド・レイダースのラン攻撃をわずか29ヤードに抑えた。また第9回スーパーボウルではミネソタ・バイキングスのラン攻撃を17ヤードに抑えた。スーパーボウルでは彼はインターセプトとファンブルリカバーを記録した[4]。
1969年のAFL/NFLドラフト1巡全体4位で指名された際は彼が北テキサス州立大学という弱小校出身であるため驚きを与えた[5]。
1987年、プロフットボール殿堂入り[2]。グリーンがスティーラーズでつけていた背番号75は2014年に永久欠番になっている[4]。
人物
1979年にグリーンが出演したコカコーラのCM「ミーン・ジョー」は大きな話題となり[1]、2004年に公開されたミラクルでは放送される場面がある。このCMは、第43回スーパーボウルの開催中、同じスティーラーズのトロイ・ポラマルによってリメイクされた[6]。
出典
[脚注の使い方]
- ^ a b “きっかけは愛犬とのじゃれあいだった!? 「あの名作CMは、こうして生まれた」 ──「コカ・コーラ」ポーラーベア篇”. コカ・コーラボトラーズジャパン. 2020年4月28日閲覧。
- ^ a b http://www.profootballhof.com/players/joe-greene
- ^ “Joe Greene College Football Hall of Fame bio”. National Football Foundation. 2016年12月30日閲覧。
- ^ a b Bryan DeArdo (2020年3月22日). “The 10 greatest players in Steelers history: From Joe Greene to Troy Polamalu and more of Pittsburgh's best”. CBSスポーツ. 2020年4月28日閲覧。
- ^ Adam Lazarus. “The 50 Most Shocking Draft Selections in NFL History”. bleacherreport.com. 2020年6月3日閲覧。
- ^ Dave Bryan (2009年1月26日). “Sneak Preview Of Steelers Troy Polamalu Coke Zero Super Bowl Commercial”. steelersdepot.com. 2020年4月28日閲覧。
外部リンク
- Joe Greene (steelers.com) (英語)
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1980年代 | - 80 H.カーマイケル
- 81 L.スワン(英語版)
- 82 J.サイズマン
- 83 R.ベナーシュキー(英語版)
- 84 M.ライオンズ(英語版)
- 85 D.スティーブンソン(英語版)
- 86 R.ウィリアムズ(英語版)
- 87 D.デュアソン(英語版)
- 88 S.ラージェント
- 89 W.ムーン
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ピッツバーグ・スティーラーズ 75周年記念オールタイムチーム (2007) |
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WR | - ハロルド・カーマイケル
- ドリュー・ピアソン(英語版)
- リン・スワン(英語版)
- ポール・ウォーフィールド(英語版)
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OL | - ダン・ディーアドルフ(英語版)
- アート・シェル(英語版)
- レイフィールド・ライト(英語版)
- ロン・ヤーリー(英語版)
- ジョー・ドゥラムリア
- ジョン・ハナ
- ラリー・リトル(英語版)
- ジーン・アップショー(英語版)
- ジム・ランガー(英語版)
- マイク・ウェブスター
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DB | - ウィリー・ブラウン
- ジミー・ジョンソン(英語版)
- ロジャー・ウェールリ(英語版)
- ルイス・ライト(英語版)
- ディック・アンダーソン(英語版)
- クリフ・ハリス(英語版)
- ケン・ヒューストン(英語版)
- ラリー・ウィルソン
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