テリー・ストッツ

テリー・ストッツ
Terry Stotts
2014年のストッツ
引退
ポジション フォワード
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1957-11-25) 1957年11月25日(66歳)
出身地 アイオワ州シダーフォールズ
身長(現役時) 203cm (6 ft 8 in)
体重(現役時) 100kg (220 lb)
キャリア情報
出身 オクラホマ大学
ドラフト 1980年 2巡目 34位 ロケッツ
指導者経歴
1992-1998
1998-2002
 2002-2004
2004-2005
2005-2007
2008-2012
2012-2021
シアトル・スーパーソニックス(AC)
ミルウォーキー・バックス(AC)
アトランタ・ホークス
ゴールデンステート・ウォリアーズ(AC)
ミルウォーキー・バックス
ダラス・マーベリックス (AC)
ポートランド・トレイルブレイザーズ
受賞歴
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com

テリー・リン・ストッツTerry Linn Stotts, 1957年11月25日 - )は、アメリカ合衆国の元バスケットボール選手であり現在は指導者。アイオワ州シダーフォールズ出身。NBAポートランド・トレイルブレイザーズのヘッドコーチなどを務めていた。

経歴

選手

オクラホマ大学卒業後、1980年のドラフトでNBAヒューストン・ロケッツに2巡目34位で指名されたが、NBAではロースターに残ることはできず。ヨーロッパでプロキャリアをスタートした。 1990年まで、スペインフランスのなどのプロリーグでプレーした。

コーチ

1990年から2年間CBAでアシスタントコーチを務めた後、NBAシアトル・スーパーソニックスで、ジョージ・カールのもとでアシスタントコーチに就任し、NBAでのコーチングキャリアをスタートさせた。

アトランタ・ホークス

カールとともに移籍したミルウォーキー・バックスのアシスタントコーチを5年間務めた後、2002年、ロン・クルーガーの解雇に伴い、アトランタ・ホークスのヘッドコーチに就任し28戦目から指揮を執った。2002-03シーズンは24勝31敗、2003-04シーズンは28勝54敗と低調な成績が続き退任した。

ミルウォーキー・バックス

ゴールデンステート・ウォリアーズのアシスタントコーチを務めた後、2005年ミルウォーキー・バックスのヘッドコーチに就任し、2005-06シーズンは40勝42敗で負け越しながら何とかプレーオフに進み、1stラウンドで1勝のみで敗退している。翌シーズンは23勝41敗で大きく負け越し、シーズン中に解雇されている。

ダラス・マーベリックス

2008年夏、リック・カーライルの下でダラス・マーベリックスのトップアシスタントコーチに就任。2010-2011シーズンにはNBAチャンピオンを経験した。

ポートランド・トレイルブレイザーズ

ダラス・マーベリックスのアシスタントコーチを経て、2012年ポートランド・トレイルブレイザーズのヘッドコーチに就任した[1]。2012-13シーズンは、この年の新人王となるデイミアン・リラードが活躍したものの、33勝49敗と負け越し、ヘッドコーチでは、すべてのシーズンを負け越しで終えた。2013-14シーズンは、リラードの成長と、主力のラマーカス・オルドリッジの好調が重なり、スタートから好調を維持し、54勝28敗の好成績で初めて勝ち越し、プレ-オフに進んだ。1stラウンドはヒューストン・ロケッツに第6戦でリラードの劇的なブザービーターで勝利し、カンファレンスセミファイナルに進んだ。初戦から3連敗を喫し第4戦で1勝はしたが、サンアントニオ・スパーズにチーム層の厚さ、経験の豊富さの違いを見せつけられ、敗退した。2014-15シーズンは、開幕からノースウエストディビジョンを快走し、1999年以来のディビジョン優勝をもたらすも、シーズン終盤にウェズリー・マシューズを左足アキレス腱断裂で欠き、戦力ダウンを余儀無くされ、プレーオフでは1stラウンドでメンフィス・グリズリーズに1勝4敗で敗退した。更にシーズンオフには、オルドリッジ、マシューズに加え、ニコラス・バトゥムロビン・ロペスなどを放出するなど、フロント陣が大改革を敢行したことで、2015-16シーズンはチーム力の弱体化は免れないと思われていたが、先発に抜擢したC・J・マッカラムが急成長を見せ、これまで燻っていたアレン・クラブシックスマン起用も適中するなど、大方の予想を覆し、3年連続プレーオフに導き、翌2016-17シーズンもプレーオフに導く。更に2018-19シーズンはカンファレンスファイナルまで導くも、ゴールデンステート・ウォリアーズに4戦全敗で屈し、1992年以来のNBAファイナル出場はならず。

2021年6月4日、9年間務めてきたブレイザーズのHCを双方合意のうえで退任した[2][3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ TERRY STOTTS NAMED TRAIL BLAZERS HEAD COACH
  2. ^ “Trail Blazers And Terry Stotts Mutually Agree To Part Ways”. NBA.com (2021年6月4日). 2021年6月5日閲覧。
  3. ^ “ブレイザーズ、テリー・ストッツHCが退任”. スポーティングニュース (2021年6月5日). 2021年6月6日閲覧。

外部リンク

  • HC通算成績と情報 NBA Head Coaches、Basketball-Reference、Eurobasket、RealGM
 
業績
ミルウォーキー・バックス 歴代ヘッドコーチ

ラリー・コステロ (Larry Costello)1968-77 -- ドン・ネルソン (Don Nelson)1976-77/1986-87 -- デル・ハリス (Del Harris)1987-88/1991-92 -- フランク・ハンブレン (Frank Hamblen)1991-92 -- マイク・ダンリービー (Mike Dunleavy)1992-96 -- クリス・フォード (Chris Ford)1996-98 -- ジョージ・カール (George Karl)1998-20003 -- テリー・ポーター (Terry Porter)2003-05 -- テリー・ストッツ (Terry Stotts)2005-07 -- ラリー・クリスコービアック (Larry Krystkowiak)2007-2008 -- スコット・スカイルズ (Scott Skiles)2008-2013 -- ジム・ボイラン(Jim Boylan)2013 -- ラリー・ドリュー(Larry Drew)2013-2014 -- ジェイソン・キッド(Jason Kidd)2014-2018 -- ジョー・プランティ(Joe Prunty)2018 -- マイク・ブーデンホルツァー(Mike Budenholzer)2018-2023 -- エイドリアン・グリフィン(Adrian Griffin)2023-2024 -- ジョー・プランティ(Joe Prunty)2024 -- ドック・リバース(Doc Rivers)2024-

アトランタ・ホークス 歴代ヘッドコーチ

トライシティーズ・ブラックホークス(1946-1951)なし 1946-1949 -- ロジャー・ポッター (Roger Potter)1949-50 -- レッド・アワーバック (Red Auerbach)1949-50 -- デイブ・マクミラン (Dave McMillan)1950-51 -- ミルウォーキー・ホークス(1951-1955) -- ジョニー・ローガン (Johnny Logan (basketball)1950-51 -- マイク・トドロヴィッチ (Mike Todorovich)1950-51 -- ドキシー・ムーア (Doxie Moore)1951-52 -- アンドリュー・リヴェイン (Andrew Levane)1952-54 -- セントルイス・ホークス(1955-1968) -- レッド・ホルツマン (Red Holzman)1953-54/1956-57 -- スレーター・マーティン (Slater Martin)1956-57 -- アレックス・ハナム (Alex Hannum)1956-57/1957-58 -- アンディ・フィリップ (Andy Phillip)1958-59 -- エド・マコーレー (Ed Macauley)1958-60 -- ポール・シーモア (Paul Seymour)1959-62 -- アンドリュー・リヴェイン (Andrew Levane)1961-62 -- ボブ・ペティット (Bob Pettit)1961-62 -- ハリー・ギャラティン (Harry Gallatin)1962-65 -- アトランタ・ホークス -- リッチー・ゲーリン (Richie Guerin)1964-65/1971-72 -- コットン・フィッツシモンズ (Cotton Fitzsimmons)1972-76 -- ジーン・トーモーレン (Gene Tormohlen)1975-76 -- ヒュービー・ブラウン (Hubie Brown)1976-81 -- マイク・フラテロ (Mike Fratello)1980-81 -- ブレンダン・サー (Brendan Suhr)1980-81 -- ケビン・ローアリー (Kevin Loughery)1981-83 -- マイク・フラテロ (Mike Fratello)1983-84/1989-90 -- ボブ・ワイス (Bob Weiss)1990-93 -- レニー・ウィルケンズ (Lenny Wilkins)1993-2000 -- ロン・クルーガー (Lon Kruger)2000-03 -- テリー・ストッツ (Terry Stotts)2002-04 -- マイク・ウッドソン (Mike Woodson)2004-10 -- ラリー・ドリュー (Larry Drew)2010-13 -- マイク・ビューデンホルツァー (Mike Budenholzer)2013-18 -- ロイド・ピアース(Lloyd Pierce)2018–2021 -- ネイト・マクミラン(Nate McMillan)2021–2023 -- クイン・スナイダー(Quin Snyder)2023–

ポートランド・トレイルブレイザーズ 歴代ヘッドコーチ

ローランド・トッド (Rolland Todd)1970-72 -- スチュ・インマン (Stu Inman)1971-72 -- ジャック・マクロスキー (Jack McCloskey)1972-74 -- レニー・ウィルケンズ (Lenny Wilkins)1974-76 -- ジャック・ラムジー (Jack Ramsay)1976-86 -- マイク・シュラー (Mike Schuler)1986-89 -- リック・アデルマン (Rick Adelman)1988-94 -- P・J・カーリシモ (P.J. Carlesimo)1994-97 -- マイク・ダンリービー (Mike Dunleavy, Sr.)1997-01 -- モーリス・チークス (Maurice Cheeks)200105 -- ケヴィン・プリチャード (Kevin Pritchard)2004-05 -- ネイト・マクミラン (Nate McMillan)2005-12 -- カレブ・カナレス (Kaleb Canales)2011-12 -- テリー・ストッツ (Terry Stotts)2012-2021 -- チャウンシー・ビラップス(Chauncey Billups)2021-