オマール・ゴンサレス

オマール・ゴンザレス
名前
本名 オマール・アレハンドロ・ゴンザレス
Omar Alejandro González[1]
ラテン文字 Omar González
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
メキシコの旗 メキシコ
生年月日 (1988-10-11) 1988年10月11日（35歳）
出身地 ダラス
身長 196cm
体重 95kg
選手情報
在籍チーム アメリカ合衆国の旗 ニューイングランド・レボリューション
ポジション DF(CB)
背番号 3
利き足 右足
ユース
2001-2006 アメリカ合衆国の旗 ダラス・テキサンス
2005 アメリカ合衆国の旗 IMGアカデミー
2006-2008 アメリカ合衆国の旗 メリーランド大学
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2009-2015 アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス・ギャラクシー 180 (12)
2012 →ドイツの旗 1.FCニュルンベルク(loan) 0 (0)
2015-2019 メキシコの旗 CFパチューカ 67 (1)
2018-2019 →メキシコの旗 CFアトラス (loan) 23 (2)
2019-2021 カナダの旗 トロントFC 64 (4)
2022- アメリカ合衆国の旗 ニューイングランド・レボリューション
代表歴2
2005  アメリカ合衆国 U-17 2 (0)
2007  アメリカ合衆国 U-18 3 (2)
2010-2019  アメリカ合衆国 52 (3)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年12月22日現在。
2. 2019年6月30日現在。
■テンプレート（■ノート ■解説）■サッカー選手pj

オマール・アレハンドロ・ゴンザレス（Omar Alejandro González、1988年10月11日 - ）は、アメリカ合衆国とメキシコ合衆国のサッカー選手。元アメリカ合衆国代表。ポジションはDF。

クラブ歴

ユース

ダラス・テキサンスSCの下部組織でサッカー生活を始めた。その後、メリーランド大学カレッジパーク校に在籍し、2008年のカレッジカップを優勝し、NSCAA/adidas All-American First Team、First Team All-ACC、2年次にはACC年間最優秀ディフェンダーに選出された。

ロサンゼルス・ギャラクシー

2010年8月21日、サンホセでのゴンザレス

2009年のスーパードラフト一巡目でロサンゼルス・ギャラクシーに入団。すぐにレギュラーに定着すると4月4日のコロラド・ラピッズ戦で初得点[2]。前年、西部6位と振るわなかったチームを西部1位にまで立て直し、同年のメジャーリーグサッカー最優秀新人賞に選抜された[3]。

2010シーズンはカンファレンス準決勝第2試合で得点するなど3得点[4]。

2012年1月には、ブンデスリーガの1.FCニュルンベルクに2月中旬までの短期でレンタル移籍をした[5]。しかし合流直後のトレーニング中に代表でのチームメイトであるティモシー・チャンドラーと衝突し左前十字靭帯を負傷。手術のために即座にアメリカ合衆国へと帰還した[6]。

2013年8月には契約を特別指定選手として複数年で更新、150万ドルを超える年収となったとも言われている[7]。彼は純粋なセンターバックとしては初めて特別指定選手となった[8]。

パチューカ

2015年12月22日、リーガMXのCFパチューカに移籍し、6年間のロサンゼルス・ギャラクシー生活に終止符を打った[9]。報道発表会ではスター・ウォーズのテーマが流れる中でダース・ベイダーに扮した彼がマスクを外し、背番号30番が発表された[10]。

リーグ戦初出場は2016年1月8日のクラブ・ティフアナ戦で1-1の引分となった。この試合で彼は43分にフランコ・ハラの得点をアシストした。2月7日にはクラブ・ウニベルシダ・ナシオナルから初得点をあげ、1-1の引分となった[11][12]。チームの守備に貢献し、初シーズンでの優勝の一助となった[13]。2016年アペルトゥーラの開始に際しては、ウーゴ・イサーク・ロドリゲスのレンタル移籍が終了したために背番号が4番に変更となった。

トロントFC

2019年6月3日、トロントFCへの加入が発表された。

ニューイングランド・レボリューション

2021年12月22日、ニューイングランド・レボリューションに移籍した。

代表歴

2010年8月10日、ブラジル代表との親善試合でアメリカ合衆国代表初出場となった[14]。

2013年3月26日のエスタディオ・アステカで行われた2014 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海3次予選のメキシコ代表戦では先発出場。ESPNのJeff Carlisleには「彼のクリアはMoMだ」と褒め称えた[15]。

2014 FIFAワールドカップの本戦メンバーにも選出され、ドイツ代表とのグループステージ最終戦に先発出場。その後決勝ラウンドのベルギー代表戦にも先発した[16]。

個人成績

代表での得点一覧

# 日附 場所 対戦相手 得点 結果 大会 出典
1. 2015年7月18日 アメリカ合衆国の旗 ボルチモア、M&Tバンク・スタジアム  キューバ
4–0
6–0
 2015 CONCACAFゴールドカップ [17]
2. 2017年7月12日 アメリカ合衆国の旗 タンパ、レイモンド・ジェームス・スタジアム  マルティニーク
1–0
3–2
 2017 CONCACAFゴールドカップ
3. 2017年7月19日 アメリカ合衆国の旗 フィラデルフィア、リンカーン・フィナンシャル・フィールド  エルサルバドル
1–0
2–0
 2017 CONCACAFゴールドカップ

タイトル

クラブ

メリーランド大学カレッジパーク校
ロサンゼルス・ギャラクシー[19]'
  • MLSカップ: 2011, 2012, 2014
  • サポーターズ・シールド: 2010, 2011
  • ウェスタン・カンファレンスプレーオフ(4): 2009, 2011, 2012, 2014
  • ウェスタン・カンファレンスシーズン: 2009, 2010, 2011
パチューカ[19]
  • プリメーラ・ディビシオン (1): 2016クラウスーラ

代表

アメリカ合衆国代表[19]

個人

[9]

  • メジャーリーグサッカー最優秀新人賞: 2009
  • メジャーリーグサッカー最優秀ディフェンダー賞: 2011
  • MLSベストイレブン: 2010, 2011, 2013, 2014

参考文献

  1. ^ “2014 FIFA World Cup Brazil: List of Players” (PDF). FIFA. (2014年6月11日). p. 32. http://www.fifadata.com/document/fwc/2014/pdf/fwc_2014_squadlists.pdf 2014年6月11日閲覧。 
  2. ^ “Colorado Rapids 3, Los Angeles Galaxy 2 (Close Finish) - 4/4/2009 - Football - Are You Watching This?!”. Areyouwatchingthis.com (2009年4月8日). 2014年6月7日閲覧。
  3. ^ “Galaxy soar from worst to first”. Chinadaily.com.cn (2009年10月27日). 2014年6月7日閲覧。
  4. ^ “LA Galaxy vs. Seattle Sounders 2 - 1”. 2016年8月7日閲覧。
  5. ^ Nick Firchau. “Galaxy hero Gonzalez loaned to FC Nurnberg”. MLSsoccer.com. 2012年1月7日閲覧。
  6. ^ “Gonzalez tears ACL at Nurnberg”. Soccer By Ives. 2012年1月7日閲覧。
  7. ^ “LA Galaxy sign defender Omar Gonzalez to Designated Player contract”. LA Galacy (2013年8月15日). 2014年1月7日閲覧。
  8. ^ “Gonzalez DP deal valued at more than $1.5 million per season” (2013年8月15日). 2016年9月12日閲覧。
  9. ^ a b “LA Galaxy transfer defender Omar Gonzalez to C.F. Pachuca”. MLSsoccer.com (2015年12月22日). 2015年12月22日閲覧。
  10. ^ “Star Wars villain Darth Vader unveiled as Pachuca signing... before removing mask to reveal LA Galaxy defender Omar Gonzalez” (2015年12月23日). 2016年9月12日閲覧。
  11. ^ “Pumas 1-1 Pachuca (2/7/16)” (2016年2月7日). 2016年9月12日閲覧。
  12. ^ “Ex-LA Galaxy defender Omar Gonzalez scores dramatic first goal for Pachuca”. MLS (2016年2月7日). 2016年9月12日閲覧。
  13. ^ “Pachuca, Campeón del Clausura 2016” (2016年5月29日). 2016年9月12日閲覧。
  14. ^ “United States vs. Brazil 0 - 2 (11/10/10)”. Soccerway (2010年8月10日). 2016年9月12日閲覧。
  15. ^ “Women's International Friendly”. Espn Fc. 2014年6月7日閲覧。
  16. ^ “Omar Gonzalez, starting for U.S. in World Cup”. Kevin Baxter. 2015年1月28日閲覧。
  17. ^ http://www.concacaf.com/category/gold-cup/game-detail/230137
  18. ^ “2008 NCAA Division I Men’s Soccer Championship”. Men’s Division I Championship Brackets. National Collegiate Athletic Association. p. 48. 2011年8月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年8月31日閲覧。
  19. ^ a b c オマール・ゴンサレス - Soccerwayによる個人成績

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、オマール・ゴンサレスに関連するカテゴリがあります。
  • オマール・ゴンサレス Liga MX stats at Medio Tiempo.com （スペイン語）
  • MLS player profile
  • オマール・ゴンサレス - National-Football-Teams.com
  • 表
  • 話
  • 編
  • 歴
ニューイングランド・レヴォリューション - 現所属メンバー
  • 1 ヴァツリーク
  • 2 ロムニー
  • 3 ゴンサレス
  • 4 ケスラー
  • 5 チャンカライ
  • 6 マクーン
  • 7 ボウ
  • 8 ポルスター
  • 9 ヴリオニ
  • 10 C・ヒル キャプテン
  • 11 ボレロ
  • 12 レニックス
  • 13 マシエウ
  • 14 ハークス
  • 15 バイ
  • 16 ボルマ
  • 17 ウッド
  • 18 ボアテング
  • 22 パナヨトゥ
  • 23 N・ヒル
  • 24 ジョーンズ
  • 26 マクナマラ
  • 28 ケイ
  • 29 バック
  • 34 スポルディング
  • 36 エドワーズ・Jr
  • 44 スウェット
  • 47 バイラクタレヴィッチ
  • 72 リベラ
  • 88 ファレル
  • 98 ジャクソン
  • 監督 ピー（暫定）
 
アメリカ合衆国 - 出場大会
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アメリカ合衆国代表 - 2013 CONCACAFゴールドカップ 優勝 (5回目)
アメリカ合衆国の旗
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アメリカ合衆国代表 - 2014 FIFAワールドカップ
アメリカ合衆国の旗
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アメリカ合衆国代表 - 2017 CONCACAFゴールドカップ 優勝 (6回目)
アメリカ合衆国の旗
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  • 歴
アメリカ合衆国代表 - 2019 CONCACAFゴールドカップ 準優勝
アメリカ合衆国の旗
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