ウェーブフロント

曖昧さ回避 この項目では、視力矯正手術で用いられる手法について説明しています。波面については「波面」を、ファイル形式については「Wavefront .objファイル」をご覧ください。

ウェーブフロント: Wavefront)とは、視力矯正手術のひとつであるウェーブフロントレーシックにおいて利用される、角膜水晶体収差解析する手法である。ウェーブフロントアナライザといわれる解析装置でデータを測定および分析する。

ウェーブフロントレーシックでは近視遠視乱視などについて総合的に角膜形状解析を行ったデータをもとに、ウェーブフロントアナライザがガイドしてレーシック手術を行う。角膜の形状異常に対しガイドのない従来のレーシックに比し、角膜高次収差に対して解析をおこなっているウェーブフロントレーシックの方が乱視の矯正については理論上有利である。ただし全ての症例に有効なわけではなく、円錐角膜などの角膜形状異常には適応外である。またハードコンタクトレンズでの乱視矯正には遙かに劣り、乱視の種類によっては乱視用眼鏡の矯正にすら劣る症例がある。

参考文献

関連項目

外部リンク

  • 日本眼科学会のHP
  • 日本眼内レンズ屈折手術学会のHP
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