ウィラメット川の流路

ウィラメット川
オレゴン・シティ橋(英語版)ウィラメット滝
ウィラメット川の地図。その流域と主な支流、主要都市を記載。
ウィラメット川の流路の位置(オレゴン州内)
ウィラメット川の流路
オレゴン州内におけるウィラメット川とコロンビア川の合流点
名前の由来 ネイティブ・アメリカンクラカマス族(英語版)の村名[2]
所在
Country アメリカ合衆国
State オレゴン州
特性
水源 ミドル・フォーク・ウィラメット川(英語版)コースト・フォーク・ウィラメット川(英語版)の合流点
 • 所在地 オレゴン州レーン郡ユージーン近郊
 • 座標 北緯44度01分23秒 西経123度01分25秒 / 北緯44.02306度 西経123.02361度 / 44.02306; -123.02361[1]
 • 標高 133.5 m (438 ft)[1]
河口・合流先 コロンビア川
 • 所在地
オレゴン州マルトノマ郡ポートランド
 • 座標
北緯45度39分10秒 西経122度45分53秒 / 北緯45.65278度 西経122.76472度 / 45.65278; -122.76472座標: 北緯45度39分10秒 西経122度45分53秒 / 北緯45.65278度 西経122.76472度 / 45.65278; -122.76472[1]
 • 標高
3.0 m (10 ft)[1]
延長 301 km (187 mi)[3]
流域面積 29,000 km2 (11,100 sq mi)[4]
流量  
 • 観測地点 ポートランド、モリソン橋(合流点から20.6キロメートル (12.8 mi)地点 )[5]
 • 平均 960 m3/s (33,800 cu ft/s)[5]
流域

本稿ではウィラメット川英語: Willamette River)の流路について解説する。ウィラメット川はアメリカ合衆国オレゴン州内を流れる、全長301キロメートル (187 mi)におよぶコロンビア川の支流である。ユージーンとスプリングフィールドからなる双子都市の南東から南へと広がる山地に、ウィラメット川上流域で合流する支流は源頭を有する。本流はスプリングフィールド近郊のミドル・フォーク・ウィラメット川(英語版)コースト・フォーク・ウィラメット川(英語版)との合流点から始まり、北へ向かってコロンビア川との合流点まで蛇行していく。流路が北方向から大きく向きを変える場所が2か所あり、まずニューバーグ付近で大きく東へ曲がり、そこから約29キロメートル (18 mi)流下した地点で再び北向きに戻る。合流点付近で川は2つの流路に分かれ、ソーヴィー島(英語版)の周りを流れ下る。ウィラメット川本流は、コロンビア川の太平洋へ流れ出る河口から162.5キロメートル (101 mi)の地点で合流する。より川幅の狭いマルトノマ川(英語版)は、その下流23.3キロメートル (14.5 mi)のコロンビア郡のセントヘレンズの傍でコロンビア川に合流する。

ウィラメット川の本流沿いに位置する都市としては、レーン郡のスプリングフィールドとユージーン、リン郡のハリスバーグ(英語版)、ベントン郡のコーバリス、リン郡とベントン郡にまたがるオールバニ、ポーク郡のインディペンデンス、マリオン郡とポーク郡にまたがるセイラム、マリオン郡のカイザー、ヤムヒル郡のニューバーグ、クラカマス郡に属するオレゴン・シティとウェスト・リン、ミルウォーキー、レイク・オスウィーゴ(後者の2都市は一部がマルトノマ郡にかかる)、マルトノマ郡のポートランド等が挙げられる(ポートランドの一部はワシントン郡に含まれるが、同郡はウィラメット川の河辺に位置しない)。主要な支流としてはマッケンジー川(英語版)ロングトム川(英語版)マリーズ川(英語版)カラプーア川(英語版)サンティアム川(英語版)ルキアミュート川(英語版)ヤムヒル川(英語版)モララ川(英語版)テュアラティン川(英語版)クラカマス川(英語版)などが存在する[6]

標高134メートル (438 ft)の起点から終点までの高度差は130メートル (428 ft)あり、川は 1 キロメートル当たり 0.43 メートルの割合で下っていく。起点からオールバニまでの勾配は、オールバニからオレゴン・シティ間よりもわずかに急である。オレゴン・シティの位置にあるウィラメット滝で、川は約12メートル (40 ft)流れ落ちる。ここより下流では勾配は極めて緩やかとなり、コロンビア川を通じて太平洋からの潮汐の影響を受ける。ウィラメット川本流の川幅はおおむね100 - 200メートル (330 - 660 ft)を維持する。

起点まで

青空のもと、針葉樹の生い茂る丘陵地帯の谷あいを、画面を左右に横切って川が流れている。川幅は狭いものの河川敷は広く、画面の下半分を占めている。
ミドル・フォーク・ウィラメット川

ミドル・フォーク・ウィラメット川(英語版)(以下、ミドル・フォーク川)とその支流であるノース・フォーク・ミドル・フォーク・ウィラメット川(英語版)(以下同)は、カスケード山脈のうち北側のスリー・シスターズ原生地域(英語版)から南側のダイアモンド・ピーク原生地域(英語版)までの間の西斜面を水源とする。ダグラス郡内に源頭を持つミドル・フォーク川は、レーン郡のオークリッジ(英語版)の北西でノース・フォーク川と合流し、山地の中を北西に流れ下りウィラメットバレーの南端に辿りつく。もう片方のコースト・フォーク・ウィラメット川(英語版)(以下同)は、カッテージ・グローブ(英語版)の南に広がるカラプーヤ山地(英語版)の一部とオレゴン海岸山脈(英語版)の東斜面の一部を水源とし、ダグラス郡内の源頭から北へ流れユージーンの南東5キロメートル (3 mi)の地点でミドル・フォーク川と合流する。ウィラメット川本流の起点における標高は134メートル (438 ft)である[1][6][7]

ユージーン=スプリングフィールドからオールバニまで

ウィラメット川の起点である、ミドル・フォーク川とコースト・フォーク川の合流点には、右岸にドリス・ランチ歴史体験農園が、左岸にはフランクリン大通りが通っている。州間高速道路5号線州道99号線(英語版)と重複して、フランクリン大通りのすぐ西側を走っている。起点から3キロメートル (2 mi)の間、川は北へ向けて流れる。右岸側のウィラメット・ハイツ・パークを通り過ぎたあたりから、川はスプリングフィールド市域に入る。流れはまずサザン・パシフィック鉄道の橋の下を通り、次に州道126号通勤別線(英語版)をくぐる。この橋を挟むように、ミルレース公園が上流側に、アイランド公園が下流側に右岸で並んでいる。左岸には非法人地域グレンウッド(英語版)がある。[6][8][9]

終点から 298キロメートル (185 mi) の地点で川は急角度で西へ向きをかえ、右岸側に延びるスプリングフィールドのウェスト・D・ストリート・グリーンウェイと沿うように流れる。州間高速道路5号線と交差する直前で流れの向きを北西に変えると、ユージーンの市街地へと入っていく。州間高速道路を超えた先の右岸にオールトン・ベイカー公園(英語版)があり、左岸には州道126号通勤別線と重複する州道99号線が走っている。この区間において、ウィラメット川はニッカーボッカー自転車橋(英語版)デイヴ・アンド・リン・フローンマイヤー歩行者自転車橋(英語版)(以前の名称は「オーツェン自転車橋」)、ピーター・デファツィオ橋(英語版)とくぐりぬけ、コバーグ・ロードが通るフェリー・ストリート橋(英語版)に至る。その後、川は左岸にスキナー・ビュート(英語版)を望みながら流れ、州間高速道路105号(英語版)の下をくぐる。北に向きを変えて、川は左岸のウェスト・バンク公園と右岸のイースト・バンク公園の間を通りぬけ、グリーンウェイ自転車橋とオウォッソー自転車橋の下をくぐり、州道569号線(英語版)(ベルトライン・ハイウェイ)を通過したところでユージーンを出る。ハイウェイのすぐ下流で右岸からデッドリック・スラウとドッドソン・スラウが合流する。次にコンフルエンス島の周りを流れ、ユージーンの北東から終点より282キロメートル (175 mi)の地点でマッケンジー川(英語版)が合流する[6][8][9][10]

北に蛇行しながら、6キロメートル (4 mi)下流で左からスプリング川が合流する。その後マーシャル島の周囲を流れ下り、終点から269 キロメートル(167 マイル)の地点でリン郡へたどり着く。そこから約11キロメートル (7 mi)に渡って、川は左岸のレーン郡と右岸のリン郡との境界をなす。終点から約262キロメートル (163 mi)地点で右側からカーティス・スロウが合流し、そのすぐそばで、サザン・パシフィック鉄道とBNSF鉄道の鉄道橋をくぐる。川は終点から 259 キロメートル(161 マイル)地点の右岸にハリスバーグ(英語版)が広がる場所で州道99E号線(英語版)と交差する。アメリカ地質調査所 (USGS) の流量計が、この橋の下流側の右岸に設置されている[6][9][11]

ウィラメット川にかかるトラス橋が画面を左右に横切っているところを撮らえたモノクロ写真。川は手前から奥へと流れており、右岸は奥のほうにわずかにのぞくだけ。橋脚が三基川の中に建っており、橋桁にはアーチ状にトラスが組まれている。この橋の向こうにも並行してコンクリート橋が見えている。
オールバニにあるエルズワース・ストリート橋(英語版)の下を流れるウィラメット川

終点から260キロメートル (160 mi)地点で、ウィラメット川はレーン郡とリン郡の郡境ではなくなり、そこからわずか1.6キロメートル (1 mi) だけリン郡内を下って、右岸がリン郡、左岸がベントン郡となる。終点から251キロメートル (156 mi)地点において、マッカートニー郡立公園が中州に設けられており、その3.2キロメートル (2 mi)下流のイングラム島の北端でイングラム・スラウが合流する。この合流点から少し下った左岸にアンダーソン郡立公園がある。川はアイリッシュ・ベンドの周りを、アイリッシュ・ベンド郡立公園を左岸に見ながらぐるりと左に曲がり、それからすぐに終点より240キロメートル (149 mi)にあるノーウッド島付近でロング・トム川(英語版)が左岸から合流する。サム・ドウズ・ベンドの付近を蛇行しながら、川はホアカム島を回り込むために二手に分かれる。本流側はスナッグ・ボート・ベンドに沿ってカーブし、右岸にあるピオリア(英語版)で支流と合流する。合流点の右岸はピオリア郡立公園が設けられている[6][9][12]

ピオリアの下流の、終点から約230キロメートル (140 mi)の地点より川は複数の水路に分かれる。マクビー島やベイカー島、ベア島、ジョン・スミス島、センチネル島、ホースシュー島、カイガー島、スタールブッシュ島、フィッシャ島などの周囲を巡るように流れ、およそ11キロメートル (7 mi)下ったコーバリス近郊で合流する。この区間では、東端の水路にマディ・クリーク川(英語版)が合流し、本流のコーバリス市内の左岸にはウィラメット公園やクリスタル・レイク運動広場、ケンダル自然地域がある。終点から212キロメートル (132 mi)にあるパイオニア・ボート・ベイスン市立公園の位置で、左岸からメアリーズ川(英語版)が合流する。コーバリス市街では州道34号線(英語版)バイパスが通るコーバリス・バイパス橋が架かっており、その下流には左岸側にカーミット・E・ロス市立公園、右岸側にアラン・B・バーグ市立公園が広がる。州道34号線の東行き車線が通るヴァン・ビューレン・ストリート橋(英語版)と、西行き用のハリソン・ストリート橋をくぐったあと、国道20号線(英語版)が左岸の堤防上をオールバニまで並走する[6][9][13]

コーバリスの下流、終点から204キロメートル (127 mi)地点にあるハーフ・ムーン・ベンドで、デッド川(英語版)が右岸側から合流する。その4.8キロメートル (3 mi)ほど下流で、カイガー・カットオフという名の水路が分岐し、ローワー・カイガー島を形作っている。島を過ぎると、終点から198キロメートル (123 mi)地点で右岸側にバウワーズ・ロック州立公園が広がり、左岸からバウワーズ・スラウが、右岸からリトル・ウィラメット川(英語版)が合流する。州立公園の対岸には、小規模なハイアック郡立公園がある。川がオールバニに達すると、終点から190キロメートル (120 mi)地点で右岸からカラプーア川(英語版)が合流する。ブライアント公園が右岸にあり、合流点のすぐ下流にUSGSの水量計が設けられている。その傍にエルズワース・ストリート橋(英語版)とライオン・ストリート橋が並び、それぞれ国道20号線の東行と西行きが通っている。川の勾配はオールバニからオレゴン・シティまでの区間よりもその上流域の方がわずかに大きい[6][9][13][14]

オールバニからオレゴン・シティまで

川を横断する小型の露天型フェリーの様子。フェリーには自動車が2台載っている。船の左側に操舵室がある。右側にも船室があり星条旗が掲げられている。対岸の岸辺には木々が立ち並び、その奥に建物の屋根が見えている。
ブエナ・ヴィスタ・フェリー(英語版)

オールバニの市域で川は東へと流れ、ユニオン・パシフィック鉄道の橋をくぐる。市街を抜けると川は北に向きを変え、右岸側に工業用ため池として使われている4つの湖があり、それぞれ上流側からファースト、セカンド、サード、フォースと名付けられている。終点から182キロメートル (113 mi)地点には右岸側にウィルソン湖があり、そのおよそ4.0キロメートル (2.5 mi)下流で、川はベントン郡を出て右岸側のリン郡と左岸側のポーク郡との境界となる。そこからだいたい2.4キロメートル (1.5 mi)下ったところで、右岸側はリン郡からマリオン郡に変わる。終点から174キロメートル (108 mi)地点で、右岸からサンティアム川(英語版)が合流し、そのわずかに下流で左岸側からルキアミュート川(英語版)が流れ込む。さらに3キロメートル (2 mi)ほど下ると、川の左岸にブエナ・ヴィスタ郡立公園と非法人地域であるブエナ・ヴィスタ(英語版)があり、そこではポーク郡とマリオン郡の間で車両を運搬可能なブエナ・ヴィスタ・フェリー(英語版)が運航されている。その下流で川はウェルズ島の周りを流れ、終点から167キロメートル (104 mi)地点で右岸からロック川が合流する。続く区間を通じて、右岸にはアンケニー国立自然保護区(英語版)が広がる。タイソン島とマーフィー・バーの横を流れ、川はインディペンデンスのリバー・ロード・サウスが通る橋をくぐる。そこは終点からおよそ154キロメートル (96 mi)地点に当たり、左岸にはリバービュー公園がある。インディペンデンス市街を流れてきたアッシュ川(英語版)が左岸から流れ込む[6][9][15]

インディペンデンスのおよそ8.0キロメートル (5 mi)下流で、右岸からフラー川が合流する。さらに1.6キロメートル (1 mi)ほど下ると、右岸にダブズ砂州、左岸にヘイデン島が現れ、左岸からリッカーオール川(英語版)が合流する。その後しばらく、左岸を州道22号線(英語版)とユニオン・パシフィック鉄道が並走する。左岸にはホルトン州立ウェイサイド公園(英語版)が、右岸にはミント=ブラウン・アイランド公園が存在する。終点から137 km 地点で、川は右岸側のセイラム中心街と左岸側のウェスト・セイラム(英語版)地区との間を流れる。すぐ下流に両岸を結ぶセンター・ストリート橋(英語版)マリオン・ストリート橋(英語版)が架かり、その傍の右岸に USGS の水量計が設置されている。右岸からミル川が合流する対岸には、ウォレス・マリーン公園がある。その後、セイラムの市内を出るまで、右岸はリバーロード都市公園とリバーエッジ公園となっている。セイラムの北で、川はカイザーを右岸に臨みながら通過し、終点から約127.9キロメートル (79.5 mi)の地点で左岸側からグレン川が合流する。合流点の右岸側にはカイザー・ラピッズ公園が広がり、そのやや下流の左岸側にダロウ・ロックスがある。続く区間では、州道221号線(英語版)が左岸側をほぼ並行して走る。[6][9][15][16]

川はスポングス・ランディング郡立公園に到達した後、スポングス砂州やリンカーン砂州、そしてウィンザー島の脇を流れ、終点から約121キロメートル (75 mi)地点で左岸からスプリング・バレー川が合流する。その少し下流の左岸からキング川が合流する地点から、川は右岸側のマリオン郡と左岸側のヤムヒル郡との境界となる。ここの右岸にはウィラメット・ミッション州立公園(英語版)がある。ビーバー島を右手に流れていくと、川はウィートランド道路の一環として車両を運送するウィートランド・フェリー(英語版)の渡し場にたどり着く。その後、川はウィートランド砂州やアッパー・マーティン砂州、ロウワー・マーティン砂州、マセニー砂州、エルドリッジ砂州を通り過ぎ、終点から111キロメートル (69 mi)地点で右岸からエルドリッチ川が合流する。スナギー・ベント砂州やアリソン砂州、フェアフィールド砂州、デューク砂州などを通り過ぎ、ランバート砂州のところで左岸からランバート側が合流する。川はファイブ島の周囲を流れ、ファイブ島砂州やコーヒー砂州、ウェストン砂州、キャンディアニ砂州、ミッション砂州を通り過ぎて、終点より89キロメートル (55 mi)地点で左岸側からヤムヒル川(英語版)が流れ込んでくる。そこから約3.2キロメートル (2 mi)下流で、左岸からチェハレム川(英語版)が合流し、その後川は右岸からハイ・ウォーター川が流れ込む付近で、アッシュ島の周囲を流れ下っていく。この島の下流の終点から80キロメートル (50 mi)地点で、左岸にニューバーグの街が広がる[6][9][16]

銀色の屋根に赤い壁の平屋の建物が画面の中央に映っていて、建物の真ん中がエントランスになっている。両脇に建物と同じ高さの木立があり、建物手前の芝生には旗竿があって星条旗がひらめいている
チャンポエグ州立公園(英語版)のビジターセンター

ニューバーグに至るまで川はおおむね北上してきたが、ここから鋭く東へとカーブを切る。およそ3.2キロメートル (2 mi) 下流で、川はパイプラインと州道219号線(英語版)の下をくぐる。左岸からスプリング川が合流するあたりから、左岸にウィラメット・グリーンウェイ(英語版)の一部が現れ、右岸側にはチャンポエグ州立公園(英語版)が広がる。終点から72キロメートル (45 mi)地点で右岸からチャンポエグ川(英語版)が流れ込み、その1.6キロメートル (1 mi)ほど下流で右岸からライアン川が合流する。その後、右岸にある非法人地域のバトヴィル(英語版)のわずか手前で、川の左岸側がヤムヒル郡からクラカマス郡に変わる。チャンポエグからウィルソンビルまでの間、ウィルソンビル道路が左岸側をほぼ平行に走り、バトヴィルからウィルソンビルまでの右岸をバトヴィル道路が川沿いを進む。バトヴィルの1.6キロメートル (1 mi)ほど下流で、川は両岸ともクラカマス郡となる。終点から64キロメートル (40 mi)地点で左岸からコーラル川が合流し、その後左岸側に広がるウィルソンビルにたどり着く。[6][9][17]

川はその後州間高速道路5号線 (I-5) が通るブーン橋(英語版)を潜り、その1.6キロメートル (1 mi)下流で左岸からボークマン川が流れ込む。終点から58キロメートル (36 mi)地点で、左岸からニューランド川が、右岸からモララ川(英語版)が合流し、その右岸側にモララ川州立公園(英語版)が広がる。約3.2キロメートル (2 mi)下ったところで、川はキャンビー・フェリー(英語版)の渡し場にたどり着く。このフェリーは右岸のキャンビーと左岸のスタッフォード(英語版)を結んでいる。その後、川はウォルナット・エディやフィッシュ・エディといった早瀬を通り過ぎ、終点からおよそ52.3キロメートル (32.5 mi)地点で再び急角度で流れを北へ戻す。フィッシュ・エディからオレゴン・シティまでの間、ユニオン・パシフィック鉄道が右岸の堤防上を並走する。また、フィッシュ・エディからグラッドストーン(英語版)まで、州道99E号線(英語版)も右岸堤を通る。フィッシュ・エディを過ぎると、川はウィロウ島とニュー・エラ砂州を通り、セヴシク池の近くで右岸からビーバー川が合流する。そこから川はロック島を中心とした中州群(ウィラメット・ナローズ)を通り過ぎ、終点からおよそ45キロメートル (28 mi)地点で左岸からテュアラティン川(英語版)が合流する。ここの左岸はウェスト・リンの郊外に面している。ウェスト・リンからオレゴン・シティにかけて、I-205 と ウィラメット・フォールズ・ドライブが左岸を並走している。1.6キロメートル (1 mi)ほど下流で、右岸にオレゴン・シティの地区の一つであるカナマー(英語版)が広がり、タナー川が左岸から流れ込んでくるとともに、川はウィラメット滝へと近づいていく。 [6][9][17]

オレゴン・シティからコロンビア川まで

川はアベルネシ島とムーアズ島、そして USGS の水量計のそばを通り過ぎて、滝を12メートル (40 ft) 流れ落ちる[9][14]。滝は左岸側のウェスト・リンと右岸側のオレゴン・シティの市街に挟まれて存在する。滝を越えると、川は州道43号線(英語版)の通るオレゴン・シティ橋(英語版)とその1.6キロメートル (1 mi)下流でI-205(英語版)が通るアベルネシ橋(英語版)の下を抜ける。終点から約40キロメートル (25 mi)地点で、右岸からクラカマス川(英語版)が合流し、そこにはクラカメッテ公園が広がる。対岸側にはゴート島がある。この島をめぐる二つの水路のうち左側にはクラカマス急流がある。右手側の水路は右岸にグラッドストーン(英語版)を望む。そこからだいたい2.4キロメートル (1.5 mi)下ると、左岸にマリー・S・ヤング州立保養地(英語版)があり、それからシーダー等を通り過ぎる。次に川はホグ島を過ぎ、その左岸側にはメリルハースト大学のキャンパスが広がる。レイク・オスウィーゴの市街に到達すると、左岸からオスウィーゴ湖(英語版)を源頭とするオスウィーゴ川が合流する。このレイク・ロスウィーゴからポートランドのロス・アイランド橋(英語版)まで、州道43号線が左岸をほぼ並走する。終点からおよそ32キロメートル (20 mi)地点で、左岸からトライオン川(英語版)が合流し、その対岸には非法人地域のオーク・グローヴ(英語版)がある。次にサザン・パシフィック鉄道の支線が通るレイク・オスウィーゴ鉄道橋(英語版)を潜り、続いて非法人地域のダンソープ(英語版)を左に望みながら、エルク・ロック島(英語版)の周囲を流れる。ダンソープからポートランドのセルウッド(英語版)の間、川は左岸側のマルトノマ郡と右岸側のクラカマス郡の境となる。終点からほぼ29キロメートル (18 mi)となるミルウォーキーでは、右岸からケロッグ川(英語版)ジョンソン川(英語版)が合流する。[6][9][18]

ポートランドのダウンタウンの窓明かりが光るビルを背景に、川面にライトアップされた公園が広がっている。手前を流れる川には公園の街灯の光が反射して写っている。
トム・マッコール・ウォーターフロント公園(英語版)の夜景

ミルウォーキーを過ぎると、川はポートランドの右岸側のセルウッド地区と対岸のリバー・ビュー・セメタリー(英語版)地区の間を流れていき、サウスイースト・タコマ通りが通るセルウッド橋(英語版)をくぐる。続く区間では、右岸にセルウッド・リバーフロント公園(英語版)オークス・アミューズメント・パーク(英語版)オークス・ボトム自然保護区(英語版)が並び、左岸にはウィラメット公園(英語版)が広がる。この区間では、左岸からステファンズ川(英語版)が合流する。遊歩道と自転車道からなるスプリングウォーター回廊(英語版)の南北区間が、セルウッドからポートランド中心部のホーソーン橋(英語版)まで川の右岸堤を並走している。終点からおよそ24キロメートル (15 mi)地点で、川はイースト島やハードタック島、トー島、ロス島(英語版)を通り過ぎ、国道26号線が走るロス・アイランド橋(英語版)を抜ける。ロス島からマルクラム橋(英語版)まで、I-5が川の右岸を並走し、右岸側ではおおむね同じ区間を州道99E号線(サウスイースト・マクローリン通り)が走る。約0.80キロメートル (0.5 mi)下流の右岸側にオレゴン科学産業博物館(英語版) (OMSI) が建っており、その傍にマルクラム橋が架かっている。OMSI とホーソーン橋の間の右岸にはオードリー・マッコール・ビーチ(英語版)が設けられている。続くポートランドのダウンタウン区間ではホーソーン橋やモリソン橋(英語版)バーンサイド橋(英語版)スティール橋(英語版)ブロードウェイ橋(英語版)を次々とくぐっていく。スティール橋には車道と歩道に加え、ユニオン・パシフィック鉄道MAXライトレール(英語版)が通っている。マルクラム橋とスティール橋の間には、左岸にトム・マッコール・ウォーターフロント公園(英語版)が広がる。ホーソーン橋とスティール橋の間は、右岸にイーストバンク・エスプラネード(英語版)があり、I-5 が並走する[6][9][19]

ブロードウェイ橋の下流には、州間高速道路405号線(英語版)国道30号線(英語版)が通るフレモント橋(英語版)が架かる。この橋とソーヴィー島(英語版)の間では、国道30号線が左岸とトゥアラティン山脈(ウェスト丘陵)にある森林公園の間を、川とおおむね並走するように通っている。終点から約16キロメートル (10 mi)地点では、右岸にスワン島(英語版)ポートランド港(英語版)の港湾施設が広がり、左岸からはバウチ川(英語版)が流れ込む。スワン島の近くには、右岸近くの崖上にポートランド大学のキャンパスが広がる。その下流で左岸からサルツマン川とドエイン川が流れ込み、下流から11キロメートル (7 mi)地点でBNSF鉄道橋5.1(英語版)の下を抜ける。左岸に設けられた USGS の水位計を通り過ぎた後、国道30号線バイパスが通るセント・ジョーンズ橋(英語版)をくぐる。ここは左岸側がポートランドのリントン(英語版)地区、右岸がセント・ジョーンズ(英語版)地区である。終点から3.5マイル (5.6 km)地点で、川はソーヴィー島をめぐる二つの水路に分かれる。この川の最後の区間では、本流が左岸のソーヴィー島と右岸の港湾・工業地帯の狭間を北へ流れる。終点からおよそ1.6キロメートル (1 mi)地点で、右岸からコロンビア・スラウが合流する。ウィラメット川はコロンビア川に、その河口から約163キロメートル (101 mi)地点で合流して終わる。合流点の右岸側にはケリー・ポイント公園(英語版)がある[6][9][20]。合流点の標高は約3.0メートル (10 ft)である[1]。ウィラメット川ではウィラメット滝までの区間が、コロンビア川を通じて太平洋の潮汐の影響を受ける[14]。流路の全域を通じて、本流の幅は330 - 660フィート (100 - 200 m)を維持する[14]

ムルトノマ川

ソーヴィー島から南向きに2本の橋を望む。手前に緑色のトラスの旧橋、奥に新橋の茶褐色のアーチを望む。対岸は岸辺からすぐに丘陵が立ち上がっている。
新旧ソーヴィー・アイランド橋(英語版)。2008年撮影

ムルトノマ川はソーヴィー島の西側をめぐるウィラメット川の支流である。本流から分岐して最初は北西に流れ、途中で北へ向きを転じて34.6キロメートル (21.5 mi)流れたところで、オレゴン州コロンビア郡セント・ヘレンズ近郊でコロンビア川に合流する。分岐点から終点よりおよそ20.1キロメートル (12.5 mi)地点のムルトノマ郡とコロンビア郡の境界までの間、川の左岸沿いに国道30号線とBNSF鉄道の線路が並走する[6][9]

本流からの分岐より0.80キロメートル (0.5 mi)地点で、左岸からミラー川が合流し、そのすぐ下流にノースウェスト・サーヴィー・アイランド道路が走るソーヴィー・アイランド橋(英語版)が架かっている。橋の下流で左岸からエニス川が流れ込み、次に終点から29キロメートル (18 mi)地点で、左岸よりマッカーシー川が合流する。続けてジョーンズ川、ジョイ川が左岸から流れ込み、川はマルトノマ郡を離れコロンビア郡に入る。終点から約8マイル (13 km)地点にクーン島がある。そのすぐ下流でクレーンズ湖から流れ出るクレーン・スラウが、そしてスタージョン湖を水源とするギルバート川が島側から流入する。その後、左岸からジャクソン川、右岸からカニンガム・スラウが流れ込む。ラウス島の横を流れたあと、左岸からスキャプーゼ湾(英語版)からの流れが合流する。セント・ヘレンズは川がコロンビア川に合流する左岸側にある。合流点は太平洋からおよそ139.2キロメートル (86.5 mi)地点となる。[6][9]

流量

全米を通じてその流量が多い順から19位であるウィラメット川は[21]、コロンビア川の総流量の12~15パーセントを占める[22]。ウィラメット川の終点における平均流量は920立方メートル毎秒 (32,400 cu ft/s)だが、少雨が続く8月の230立方メートル毎秒 (8,200 cu ft/s)から12月の2,200立方メートル毎秒 (79,000 cu ft/s)と年較差は大きい[14]アメリカ地質調査所 (USGS) は本流沿いのハリスバーグとオールバニ、セイラム、ポートランドの4か所で流量計を設置している。設置が最も古いオールバニでは、1880年代から流量データが記録され続けている[23]

終点から259キロメートル (161 mi)地点にあるハリスバーグの水位計において、1945年から2009年までの65年間の平均流量は329立方メートル毎秒 (11,630 cu ft/s)である。川の流量は上流域にある8つのダムによって調整が行われており、また灌漑目的の取水も水位に影響を及ぼす。1945年以降に記録された最大流量は、1945年12月29日の5,947立方メートル毎秒 (210,000 cu ft/s)である。そして最小流量は1944年10月30日の56立方メートル毎秒 (1,990 cu ft/s)となっている。ハリスバーグの流量計より上流の流域面積は8,900平方キロメートル (3,420 sq mi)で、ウィラメット川全体の約30パーセントを占める[24]

1894年から2009年の115年間において、終点から192.01キロメートル (119.31 mi)地点となるオールバニのエルズワース・ストリート橋にある流量計で観測された平均流量は402立方メートル毎秒 (14,210 cu ft/s)であった。流量は上流域の9つのダムにより調整を受け、灌漑や水道、発電用の取水により影響を受けている。上記の期間に加え、1878年から1888年までの断片的データを含めた最大流量は、1881年1月14日の7,500立方メートル毎秒 (266,000 cu ft/s)であり、最小流量は1940年9月1日の52立方メートル毎秒 (1,840 cu ft/s)であった。この地点における流域面積は12,536平方キロメートル (4,840 sq mi)で、全体のおよそ43パーセントに当たる。上記期間外の特異な記録としては、1861年12月4日の9,600立方メートル毎秒 (340,000 cu ft/s)および1890年2月4日の291,000立方フィート毎秒 (8,200 m3/s)が挙げられる[23]

セイラムの流量計はダウンタウンのセンター・ストリート橋のたもとにあり、終点から135.44キロメートル (84.16 mi)である。ここでの1910年~1916年および1924年~2009年におよぶ93年間の平均流量は658立方メートル毎秒 (23,250 cu ft/s)である。上流域には12か所の貯水池があり、主に灌漑の影響を受けている。この地点における最大流量は1923年1月8日の9,854立方メートル毎秒 (348,000 cu ft/s)で、最小流量は1940年8月27日の70立方メートル毎秒 (2,470 cu ft/s)である。セイラムにおける流域面積は18,900平方キロメートル (7,280 sq mi)で、全体のおよそ63パーセントである。上記期間外の記録としては、洪水の痕跡やほかのデータから算出された、1861年12月4日の14,158立方メートル毎秒 (500,000 cu ft/s)がある[25]

ポートランドのモリソン橋付近にある水量計における、1972年から2009年までの平均流量は640立方メートル毎秒 (22,590 cu ft/s)である。この水量計のある終点から20.6キロメートル (12.8 mi)地点における流域面積は29,000平方キロメートル (11,200 sq mi)で、全体の97パーセントを占める。この期間中、川の流れは数多くのダムによる調整を受け、灌漑目的の取水と潮汐の影響をうけている。この観測点の最大流量は1996年2月9日の11,893立方メートル毎秒 (420,000 cu ft/s)で1996年の洪水(英語版)の際に記録した。最小流量は1978年7月10日の4,200立方フィート毎秒 (120 m3/s)である[26]。この流量計が設置される以前のおおむね110年間に得られた記録によれば、最大と見積もられているのは1861年大洪水(英語版)の際で、1996年をはるかに上回る18,000立方メートル毎秒 (635,000 cu ft/s)である[27][28]。1984年のポートランド洪水の際には10メートル (33 ft)、1948年のヴァンポート(英語版)洪水では9.1メートル (30 ft)に川の水位が達している[29][30][26]。逆に1996年の洪水におけるダウンタウン・ポートランドの水位は約8.5メートル (28 ft)であった[26]

ダウンタウン・ポートランドにあるホーソーン橋からのウィラメット川のパノラマ

関連項目

  • ウィラメット川の橋梁一覧(英語版)
  • オレゴン州の河川一覧(英語版)
  • ウィラメット・リバーキーパー(英語版)

脚注

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出典

出典リスト
  1. ^ a b c d e f USGS 1980 出典の示す位値の標高はGoogle Earthから引用。
  2. ^ Bright 2004, p. 567.
  3. ^ WillametteRiverkeeper 2016.
  4. ^ USGS 2008.
  5. ^ a b Loy et.al. 2001, pp. 164–165.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r DeLorme 1991.
  7. ^ Williams 2009, pp. 27, 32–33.
  8. ^ a b Williams 2009, p. 51.
  9. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q TopoMulti 2010.
  10. ^ Eugene 2008.
  11. ^ Williams 2009, p. 63.
  12. ^ Williams 2009, p. 81.
  13. ^ a b Williams 2009, p. 101.
  14. ^ a b c d e Benke 2005, p. 617.
  15. ^ a b Williams 2009, p. 115.
  16. ^ a b Williams 2009, p. 129.
  17. ^ a b Williams 2009, p. 147.
  18. ^ Williams 2009, pp. 147, 163.
  19. ^ Williams 2009, pp. 181, 191.
  20. ^ Williams 2009, pp. 191.
  21. ^ Kammerer 1990.
  22. ^ Benke 2005, p. 616.
  23. ^ a b USGS_Albany 2010.
  24. ^ USGS_Harrisburg 2010.
  25. ^ USGS_Salem 2010.
  26. ^ a b c USGS_portland 2010.
  27. ^ Allen 2004.
  28. ^ USACE 1983.
  29. ^ Flores 2002.
  30. ^ McGregor 2003.

参考文献

書籍

  • Bright, William(英語版) (2004) (英語). Native American Placenames of the United States. オクラホマ州ノーマン: オクラホマ大学出版(英語版). ISBN 978-0-8061-3576-2. OCLC 53019644 
  • Loy, Willam G.; Allan, Stuart Allan; Buckley, Aileen R.; Meecham, James E. (2001) [1976]. Atlas of Oregon (2nd ed.). オレゴン州ユージーン: オレゴン州立大学出版. ISBN 978-0-87114-101-9. OCLC 228223337 
  • Williams, Travis (2009). The Willamette River Field Guide. オレゴン州ポートランド: Timber Press. ISBN 978-0-88192-866-2. OCLC 243601804 
  • Stanford, Jack A.; Gregory, Stanley V.; Hauer, Richard F.; Snyder, Eric B. (2005). “Chapter 13: Columbia River Basin”. In Benke, Arthur C.; Cushing, Colbert E.. Rivers of North America. マサチューセッツ州バーリントン(英語版): エルゼビア. ISBN 978-0-12-088253-3. OCLC 59003378 

地図

  • Oregon Atlas & Gazetteer (Map) (1991 ed.). DeLorme Mapping. § 41–43, 47–48, 53, 59–60, 66. ISBN 0-89933-235-8
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Webサイト

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  • Kammerer, J.C. (1990年5月). “Largest Rivers in the United States”. United States Geological Survey. 2010年7月2日閲覧。
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  • Allen, Cain (2004年). “The Great Flood of 1861”. Historical Records. Oregon Historical Society. 2010年6月6日閲覧。
  • “Willamette River Multi-Purpose Development in the 1930s”. Army Engineers and the Development of Oregon: A History of the Portland District U.S. Army Corps of Engineers. アメリカ合衆国陸軍工兵隊. p. 107 (1983年). 2014年2月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月6日閲覧。
  • Flores, Trudy (2002年). “Portland Flood, 1894”. Oregon Historical Society. 2010年6月30日閲覧。
  • McGregor, Michael (2003年). “The Vanport Flood and Racial Change”. Oregon Historical Society. 2010年7月2日閲覧。

外部リンク

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